焼いてもよし、蒸してもよし、揚げてもよしのさつまいも。秋の味覚の一つとして、料理からスイーツまで幅広く使えますよね。今回は、スーパーなどでよく見かける主なさつまいもの種類と、種類ごとにおすすめのレシピをまとめてみました。甘~いさつまいもの選び方や、保存方法も合わせてお伝えしますよ。
このさつまいもにぴったりのレシピは?種類別、おすすめさつまいもレシピ
ほくほく系やねっとり系など、種類によってさまざまな食感が楽しめるさつまいも。シンプルな焼きいもからご飯のおかず、スイーツまで、種類ごとに食感や甘みを活かせるレシピをご紹介します!
中は黄色、さつまいもといえばこれ「紅あずま」
関東地方で多く栽培されている品種。甘みが強く、加熱すると果肉が濃い黄色になります。繊維が少ないため口当たりのよさも魅力です。ホクホク感とねっとり感の中間くらいで、幅広い料理に使えます。とくに、煮物や天ぷらがおすすめ。
こちらもおなじみ、中はやや白っぽい黄色の「紅はるか」
なめらかで、しっとりした食感が特徴。焼き芋や蒸し芋にすると、糖度が増して甘さが凝縮されます。冷めてもおいしくいただけますよ。
おなじみ鳴門金時もこの系統です「高系14号」
西日本を中心に栽培されている品種。徳島県の「鳴門金時」や石川県の「五郎島金時」などもこの高系14号の系統です。上品な甘さで、なめらかな食感が魅力。定番の焼き芋のほか、なめらかさを活かしたスープやスイーツにもおすすめです。
名前のとおりなめらな食感の「シルクスイート」
絹のような舌触りと、濃厚な甘みが特徴。まだ新しい品種ですが、人気を集めています。繊維がとても少なく、なめらかな食感が魅力。シンプルに焼き芋でいただくのもおいしいですが、ペースト状にするスイーツもおすすめです。
甘~いさつまいもといえば「安納芋」
鹿児島県種子島の特産の品種です。丸みのある形で、明るいオレンジ色の果肉が特徴。加熱すると蜜があふれることから「蜜芋」ともよばれています。水分が多くねっとりした食感に仕上がるのが魅力です。焼き芋のほか、粘質性を活かしたスイートポテトやきんとんなどもおすすめ。
見かけたら即買い!「パープルスイートロード」
スーパーで“さつまいも食べ比べフェア”などがあると見かける、ちょっとめずらしいパープルスイートロードは、紫色の果肉が特徴の品種です。ポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含んでおり、注目を集めています。ほかの紫芋と比べて甘みが強く、スイーツ作りにもおすすめ。サラダやスープに使っても、鮮やかな色合いを活かせますよ。
甘いさつまいもは?選び方のポイント
さつまいもは、ふっくらとして、持ったときにずっしりと重みがあるものがベスト。皮の色が均一で、ツヤのある鮮やかなさつまいもがおすすめです。ひげ根が少ないか、表面に凹凸が少ないかもさつまいも選びのポイントですよ。また、切り口に黒や茶色い蜜の跡があると、甘みがあり糖度が高い証拠です。
配信: フーディストノート