中華丼は、魚介類、お肉、野菜などが一度に楽しめるボリューム満点の中華料理です。いろいろな食材の旨味がぎゅっと詰まったあんは絶品!
中華丼を美味しく作るためには、炒める順番が大切です。今回は、そんなポイントも含めて中華丼のレシピを紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。
中華丼と八宝菜の違いは?
八宝菜をご飯にかけたものが中華丼と呼ばれているだけで、具材や作り方に違いはありません。
八宝菜の発祥は中国で、“八”は8種類ではなく“たくさん”の意味です。
中国にも八宝菜をご飯にかける食べ方はあったようですが、あまり褒められた食べ方ではなかったそう。日本でいうところの、味噌汁かけご飯のようなものでしょうか。
中華丼は、八宝菜が日本に伝わったあとで生まれた料理。中華料理店が八宝菜をご飯にかけた料理を“中華丼”と名付けて提供し始めたことで、広まったといわれています。
提供の仕方が違うだけでほとんど同じ料理だといえますが、中華丼はご飯にかけるぶん、あんは濃いめ、八宝菜は具材そのものの味を楽しむために薄味に仕上げる傾向があります。
具材の旨味がぎゅっと凝縮!中華丼のレシピ
具材が盛りだくさんなので、小食の方はご飯の量で調整してくださいね。
材料(2人分)
- ご飯 400g
- 豚バラ肉(スライス) 60g
- 白菜 1枚
- しいたけ 2枚
- にんじん 1/4本
- たけのこ(水煮) 80g
- うずら卵(水煮) 6個
- えび 8尾
- ごま油 大さじ1
- 塩、こしょう 適量
<水溶き片栗粉>
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ1
<合わせ調味料>
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/3
- 塩こしょう 少々
- 水 200ml
下ごしらえ
- 豚バラ肉は一口大にカットします。
- 白菜の葉元は一口大のそぎ切り、葉はざく切りにします。
- しいたけは石づきを落とし、5mmの厚さにスライスします。
- にんじんは皮をむき、短冊切りにします。
- たけのこは5mmの厚さにスライスします。
- えびは殻をむき、背わたを取ります。
作り方
1フライパンにごま油を入れて中火で熱し、豚バラ肉を炒めます。
2豚バラ肉に火が入ったら、にんじん・白菜の葉元・しいたけ・たけのこの順に15〜20秒ほど差をつけながら加え、しんなりするまで炒めます。
3えびと白菜の葉を加えて、白菜の葉がしんなりとするまで馴染ませます。
4<合わせ調味料>の材料を小さいボウルに入れてよく混ぜ合わせ、3に入れて中火で5分ほど煮ます。
5うずら卵を加え、塩、こしょうで味を整えます。
6<水溶き片栗粉>の材料を混ぜて回し入れ、とろみが付くまで加熱します。
7器にご飯を盛り付け、6を乗せます。
配信: hitotema