鶏むね・豚こま・豆腐・卵・サバ缶…どれもスーパーで手軽に入手できるプチプラ食材です。これらを用いておもてなしレベルの高見え料理に仕上げちゃうのが、人気料理インスタグラマーのぽんこつ主婦こと橋本彩さん。味つけの組み合わせや食材の切り方、盛り付け方などちょっとした工夫で家族が「わっ、すごい!」と喜んでくれるレシピが作れるんです。冷蔵庫にあるいつもの食材があっという間においしいおしゃれごはんに大変身しますよ。
今回は新刊『ぽんこつ主婦のいつもの食材で パパっと“高見え”レシピ』の中から高見えごはんを作る5つのコツとレシピ3点をご紹介します。疲れていたり忙しい時にも見栄え良くおいしいごはんが目指せるよう、無駄な工程を省いたり電子レンジを使ったりと時短ワザも盛り込まれています。味も見た目もひとひねりきいた高見え料理は食卓を華やかにしてくること間違いなしです!
高見えごはんを作る5つのコツ
1.切り方でいつもの食材が別の顔に!
たとえば、ちくわだと普段、輪切りにすることが多いと思いますが、縦半分にして斜め切りにすると「いかくん」のように、ひっくり返して切込みを入れると「いか刺し」のように見えます。肉や野菜も切り方によって、見え方はもちろん食感も変わります。
2.薬味やトッピング、添え野菜を上手に使う!
小ねぎ、大葉、かいわれ、パセリなどの薬味や刻みのり、糸とうがらし、ピーナッツなどのトッピングをのせるだけで、いつもの家庭料理が急に外メシ風になります。
3.お肉は大きいまま調理するとごちそう風に
鶏むね肉やもも肉は大きいまま調理すると、ごちそう風になります。むね肉はたたいて伸ばすとビッグサイズになるし、もも肉は一枚で揚げたり焼いたりして、そこにソースやたれがかかっているとさらにレストラン風です。
4.春巻きの皮、餃子の皮はとりあえず常備!
ハムや卵、缶詰しかなくても、春巻きや餃子にすると見栄えが良い主菜になるから「皮」はとても便利。さらに餃子の皮は焼くだけでチップスになったり、ラザニアにもなったりと変幻自在。冷凍もできるので常備しておくと何かと重宝します。
5.とろみをつけると「上品顔」に!
卵や豆腐や野菜は、水溶き片栗粉を入れて「とろみ」をつけると上品で高見えする一品になります。卵の上にあんかけしたり、お豆腐にとろみをつけたり。コツは直前までとろみをつけるものを沸かして火を止め、混ぜながら水溶き片栗粉を入れ、再度しっかり加熱することです。
キムチタルタルのひとくちチキン南蛮
いつもと違うタルタルで特別感あるおかずに!キムチと卵が好相性です。
材料(2人分)
鶏むね肉(大)…1枚(400g)
塩、こしょう…各少々
サラダ油…大さじ3
A 卵…1個
A 小麦粉、片栗粉…各大さじ2
A 水…小さじ1
B しょうゆ、酢、砂糖…各大さじ2
<キムチタルタル>
ゆで卵…1個
白菜キムチ…40g
マヨネーズ…大さじ2
作り方
1. ゆで卵は潰して、刻んだ白菜キムチとマヨネーズで和えキムチタルタルを作り冷蔵庫に入れておく。
2. ボウルにAを合わせて衣を作る。鶏むね肉はひと口大のそぎ切りにし、塩、こしょうで下味を付け、衣のボウルに入れる。
3. フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を入れて2分焼く。上下を返してさらに2分焼き、火をつけたままキッチンペーパーでフライパンの油をふき取る。
4. Bを加えて照りが出るまで絡め、盛り付けて1をかける。
配信: フーディストノート