チョコレートと生クリームの分離しない混ぜ方
チョコレートと生クリームを混ぜると、分離してしまい上手く混ざらなかったという人も多いようです。そこで、ここではホイップしていない生クリームとチョコレートを混ぜた「ガナッシュクリーム」の作り方と、チョコレート味のホイップクリームの作り方を紹介します。
なお、チョコレート自体に脂肪分が含まれるため、脂肪分の少ない生クリーム(35%の生クリームや、植物性ホイップなど)を使用すると失敗が少なくなり、おすすめですよ。
ガナッシュクリーム(生チョコ・トリュフなど)
ガナッシュクリームは生チョコやトリュフ作りのときに使われます。刻んだチョコレートに温めた生クリームを入れる方法など、さまざまなレシピがありますが、ここでは湯煎したチョコレートと温めた生クリームを混ぜる方法をご紹介します。
材料
生クリーム…30g
チョコレート…50g(1枚)
手順
1. チョコレートを湯煎で溶かす
分離する1つ目の原因は、高すぎる温度でチョコレートを湯煎すること。ダークチョコレートの場合50℃前後、ミルクチョコレート・ホワイトチョコレートの場合42〜45℃程度でゆっくりと、お湯が入らないように気を付けながら湯煎しましょう。
2. 生クリームをフツフツと小さな泡が立つくらいまで温める
分離する理由の2つ目は、チョコレートに混ぜる生クリームの温度が高すぎることです。沸騰させないように気を付けながら温めていきましょう。
3. 湯煎で溶かしたチョコレートに生クリームを3回ほどに分けて加える
生クリームは一気に入れずに1/3量ずつ加え、全体が均一に、なめらかになるようにゴムベラで混ぜてください。生クリームを流した部分から少しずつチョコレートとなじませ、徐々に全体を混ぜていくのがコツですよ。
チョコレートホイップクリームの作り方
まずはガナッシュクリームの作り方と同様に、湯煎にかけたチョコレートと半量の生クリームを混ぜ、なじませてから泡立てていきます。
材料
生クリーム…200g
チョコレート…50g(1枚)
手順
1. チョコレートを湯煎で溶かす
2. 半量(100g)の生クリームをフツフツと小さな泡が立つくらいまで温める
3. 湯煎で溶かしたチョコレートに生クリームを少量ずつ、数回に分けて加える
4. 3のボウルを氷水で冷やし、しっかりと温度を下げる。残りの生クリーム(100g)を加え、 泡立てる
前述の生クリームの泡立て方を参考にして泡立てましょう。チョコレートが入っているので砂糖は入れなくても甘みが感じられます(もちろんお好みで砂糖を入れてもかまいません)。
牛乳で生クリームは作れる?生クリームの代用方法
「お菓子に生クリームを添えたいけど、ストックがない!冷蔵庫に牛乳はあるけど……代用できないかな?」と思ったことはありませんか?
結論からいうと、全く同じものとはなりませんが牛乳から生クリームのようなクリームを作ることができます。
こちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
生クリームがないときはどうしたらいい?簡単に代用できるアイデアまとめ
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配信: トクバイニュース