シイタケの栄養を効率よく摂る3つのコツ
シイタケの栄養を効率よく摂るために覚えておいてもらいたい3つのコツを紹介いたします。どれもすぐにできることばかり!
天日干しで栄養価UP!
生シイタケは干しシイタケと比べるとビタミンD量が少ないですが、たった30分天日干しをするだけでビタミンDの量がUPします(*)。
自然の力を借りるだけで栄養価がUPするのであれば、やらない理由はないですよね。とっても簡単なのでぜひ試してみて下さい。
*参照:日本家政学会誌 紫外線照射による各種キノコ中のビタミンD2含量に関する研究
【方法】
①シイタケのひだを上にてザルなどに並べる。
②日の当たる場所に30分ほど置く。
※天日干ししたシイタケは、その日のうちに使用することをおすすめします。
水洗いはなるべくしない
シイタケには葉酸やカリウムなどの水に溶けやすい栄養素があるため、水で洗うと栄養素が流れ出てしまいます。もし気になる汚れがある場合は、キッチンペーパーや清潔な布巾でふき取るようにしましょう。
どうしても洗いたい場合は短時間でサッと行うことをおすすめします。
茹でる以外の調理方法を選ぶ
少しでも多く栄養をとるなら調理方法も意識してみましょう。しいたけを茹でてしまうと、水に溶ける栄養はゆで汁に流れてしまうため、あまりおすすめできません。
おすすめの調理法は「油」を使って調理すること。シイタケに含まれるビタミンDは、脂に溶ける性質があるので油を使用した調理方法のほうが、ビタミンDの吸収率が高まります。
以下のレシピはおすすめの調理法を用いています。ぜひ参考にしてください。
【しいたけのツナマヨ焼き】
肉厚のシイタケがジュワっとしてお酒にも合うレシピです。
マヨネーズの油でビタミンDの吸収率もUP!
しいたけのツナマヨ焼き
しいたけ、ツナ水煮缶、○マヨネーズ、○塩・こしょう、ドライパセリ
調理時間:15分
【こんにゃくとしいたけのオイスターソース煮】
シイタケがうまみを吸い込んでごはんのおかずにぴったりです。
レシピ内では生シイタケを使用していますが、干しシイタケで代用してもおいしくできるでしょう。
こんにゃくとしいたけのオイスターソース煮
しいたけ、こんにゃく、小ねぎ(あれば)、○しょうゆ、○酒、○オイスターソース、○鶏ガラスープの素、ごま油
調理時間:20分
【きのこのアヒージョ】
今人気が高いアヒージョもお家で簡単にできちゃいます。脂に溶けるビタミンDはオイルに溶け込むので、バケットに素材の香りがついたオイルをつけて食べるとGOOD!
きのこのアヒージョ
エリンギ、しいたけ、にんにく、塩、こしょう、ドライパセリ、オリーブオイル
調理時間:15分
シイタケの栄養を逃さず摂ろう!
生シイタケと干しシイタケは栄養素に大きく違いがありました。しかし、生シイタケもちょっとしたひと手間を加えるだけで栄養価がUPできちゃいます。栄養それぞれにも性質が異なるため、効率よく摂るためにも紹介したレシピをぜひ試してみてくださいね。
配信: トクバイニュース
関連記事: