バターの風味を感じられるサクサクとしたパイ生地に、甘酸っぱいリンゴをたっぷり入れました。リンゴの水分をレーズンが吸い取ってくれるので、水っぽくなりにくいです。
シナモンの量はお好みですが、私はいつもたっぷりめに入れています。
パイ生地を伸ばしたり編んだりしていく作業が楽しくて好きです。コツは生地を手の熱で溶かさないように手早く作業することです。
パイ生地から手作りするとより美味しいのですが、時間がなければ冷凍パイシートを使っても大丈夫です。パイ生地も簡単で時間のかからないレシピにしてみましたので、時間があればぜひ作ってみてください。
材料(18cmのパイ皿1台分)
<フィリング>
- リンゴ 3個
- 砂糖 50g
- シナモン 適量
- レモン汁 大さじ1
- レーズン 大さじ2
<パイ生地>
- 冷凍パイシート(20cm×20cm程度) 2枚
もしくは
- 無塩バター 150g
- 薄力粉 200g
- 塩 小さじ4分の1
- 水 50ml~70ml
<仕上げ用>
- 卵黄 1個
作り方
フィリング→パイ生地→仕上げの順番で作ります。
フィリング
1皮を剥いたリンゴをいちょう切りにし、砂糖と一緒に鍋に入れて火にかけます。
2リンゴが柔らかくなるまで煮ます。
3火を止め、レーズン、シナモン、レモン汁を入れます。
4そのまましっかりと冷まします。
パイ生地
1ボウルに薄力粉、塩、1センチ角に切った無塩バターを入れます。
2カードなどを使い、バターを細かく刻み小豆くらいの大きさにします。
3水を加えて混ぜ、台の上に生地を乗せます。
生地の状態はまだボロボロな感じで大丈夫です。
4カードなどで、生地を2等分にします。
5生地を重ね、手でギュッと押します。
6生地を2等分にする、重ねる、押さえる、という作業を7回繰り返します。
3回で、ボロボロした感じが少しなくなってきます。
7回で、生地がまとまります。
成形と焼成
12等分してラップに包み、冷蔵庫で1時間以上休ませます。
2片方の生地を麺棒で伸ばします。
3パイ生地に敷き込み、フォークで底に穴をあけます。
43にリンゴのフィリングを入れます。
5残りの生地を麺棒で伸ばしてから、細く切ります。
65を、フィリングの上で交差させながら編み込み、最後にはみ出た生地をカットします。
7余った生地をねじりながらパイ皿の周りに乗せます。
8刷毛に卵黄をつけたらアップルパイの表面に塗ります。
9200度に予熱したオーブンで10分焼いた後、180度に温度を下げて20分ほど焼きます。
配信: hitotema