発酵食スペシャリスト・のん(@non_la_non)さんによるフーディストノート公式連載の第2回目は、市販のヨーグルトを使って作れる「おうちヨーグルト」の作り方と、毎日の食卓に取り入れやすい食べ方アイデアのご紹介です。「腸活」の効果がより期待できる食材の組み合わせも教えてくださいましたよ♪
みなさん、こんにちは♪のん(@non_la_non)です。
フーディストノート連載2回目は、手間なく続けられる「腸活おうちヨーグルト」の作り方と、おすすめの食べ方をご紹介します。
みなさん、発酵食品は毎日どれぐらい食べていますか?
例えば免疫細胞の70%は腸内にあると言われており、発酵食品や食物繊維を積極的に食べて腸内の環境を整える事は、美容と健康を保つ上でとても大切です。
朝食がご飯派の人はお味噌汁、納豆、糠漬けなどで自然と数種類の発酵食品や食物繊維がとれているものですが、パン派の人は和食に比べると少し不足気味かもしれませんね。
そこで、ご飯派の人にもパン派の人にも、また朝は準備が面倒だから食べないという人にも、気軽に取り入れていただけるヨーグルト習慣をお伝えしたいと思います。
わが家では自家製ヨーグルトを週2ペースで作り常備しています。
これは手作りするとコスパがいいことと、「好みの菌、味、食感」に合わせて作れるところが気に入っているからです。
ヨーグルトは発酵器を使って作りますが、牛乳から作る動物性ヨーグルトと、豆乳から作る植物性ヨーグルトがあります。
豆乳ヨーグルトは乳成分を使わないため、乳製品が体に合わない方でも食べられます。
また大豆イソフラボンは女性ホルモンとよく似た働きをするので、美容効果だけでなく更年期障害の症状改善や骨粗しょう症予防効果も期待できておすすめです!
牛乳で作るヨーグルト
材料
・牛乳…1000ml
・市販の無糖ヨーグルト…100g (または好みの種菌)
手順
清潔な容器に材料を入れて混ぜ、42℃で12時間おく。完成したら冷蔵庫で冷やしてからお召し上がりください。
なお、種菌によっては酸味を強く感じるものがあります。その際は発酵時間を短く設定したり、違う種菌をお試しください
豆乳で作るヨーグルト
材料
・無調整豆乳…1000ml
・市販の無糖豆乳ヨーグルト…100g (または好みの植物性種菌)
手順
清潔な容器に材料を入れて混ぜ、40℃で8時間おく。完成したら冷蔵庫で冷やして、食べる前に一度、大きなスプーンを使って底からぐるぐるとかき混ぜてください。とろみがでてとってもおいしくなりますよ!
どちらも牛乳や豆乳に市販のヨーグルト、または種菌(スターター)を加えて温度設定するだけと簡単です。
菌の種類や設定温度、発酵時間によってヨーグルトの味も変化するので、自分の体と相性の良い菌や設定時間を見つけてみてくださいね。
配信: フーディストノート