おすすめの食べ方
発酵食品には、合わせて食べると効果を高めるものがあります。それが「水溶性食物繊維 」。
水溶性食物繊維はヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のエサになってくれるので、水溶性食物繊維をたっぷり含むキウイや、今が旬の柿などをのせて食べると効果的です。
次におすすめなのが、甘麹を大さじ1程度のせる食べ方です。
(甘麹の作り方は連載第1回の記事に)
ソース代わりにもなりますし、栄養価もぐんとアップします♪
甘麹がない方はオリゴ糖やはちみつをどうぞ。こちらも善玉菌増殖のサポートをしてくれるのでおすすめです。
また、カカオニブや、きなこ、ナッツ、グラノーラ、ドライフルーツなどを常備しておき、お好みで加えれば味の変化を楽しめる上、それだけでとても栄養価の高い一食が完成します。
朝はフルーツを切るだけで、他の材料は全部のせるだけの栄養たっぷり「おうちヨーグルト」。
これなら時間のない朝でもサッと食べられそうですよね♪
気分や体調に合わせてカスタマイズしてください。
また、ヨーグルトはお料理にも使えます。
お肉を漬け込めば乳酸菌の力で柔らかくなりますし、水切りしたヨーグルトをクリームの代用としてパンケーキやサンドイッチに利用すればヘルシーです。
お野菜やフライには、ヨーグルトソースもおいしくておすすめですよ!
ヨーグルトとマヨネーズを1:1か、ヨーグルトの方を少し多めに合わせ塩少々で味を調えるだけです♪
無理なく長く続けられる腸活習慣、ぜひ明日からでもはじめてみてください!
最後に…。
ヨーグルトを作る時はこんなことに気をつけて
雑菌の繁殖を防ぐため、保温容器は使用前に消毒し、清潔なものをお使いください。
簡単な煮沸消毒の方法(レンジ対応のものの場合)
1. 水を50ml程度入れて、蓋はずらした状態で上にのせ、電子レンジ(600W)に1分30秒かける
2. パストリーゼ(食品にも使える消毒用アルコール)を吹きかける
ヨーグルトを混ぜたり取り出すスプーンも清潔なものをご使用ください。
ヨーグルトを自作するときの種菌について
自作する際の種菌ですが、私は2回目までは手作りしたヨーグルトを種菌とし次のヨーグルトを作っています。毎回新しい種菌を使うのがベストだと思いますが少しもったいないので、2回目までと決めています。
「何回まで作れる」といった決まりがあるわけではないのですが継ぎ足しを何度も繰り返すうちに雑菌が入る可能性が高くなり、乳酸菌の働き自体も弱くなってヨーグルトが固まりにくくなってきますので、継ぎ足して利用される場合は、衛生管理にお気をつけください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
配信: フーディストノート