石川県には金沢カレーや能登丼などボリューム満点のご当地グルメが数多くあります。
その中でもハントンライスは、「リーズナブルでお腹いっぱい食べられる」と金沢市を中心に大人気の洋食メニューです。
そのインパクトのある見た目と美味しさから、グルメ雑誌に掲載されたりテレビで紹介されたりしたことで全国的にも少しずつ知名度が上がっています。
今回はそんなハントンライスのおすすめポイントやレシピをご紹介します!
ハントンライスってどんな料理?
ハントンライスは、いわゆるオムライスに白身魚のフライを乗せ、タルタルソースをかけたボリューム満点の金沢グルメです。
オムライスは包むのはでなく、オムレツや薄焼き卵を乗せるタイプ。中身はシンプルなケチャップライスが主流ですが、チキンライスやベーキライス(バターライスのような洋風の焼き飯)を使うこともあるそう。
1960年代に誕生してからさまざまな洋食屋やカフェで提供されるようになり、エビフライを乗せたりデミグラスソースをかけたりと、その店独自のハントンライスが誕生しています。
多くの飲食店では、平たいアルミ皿に盛りつけられるのも特徴のひとつです。
ハントンライスのレシピ
オムライスで使う白ごはんは少し固めに炊いたものがおすすめ。粗熱をとったぬるいご飯で作るとベタつきません。
白身魚のフライは、鱈を使用しました。鯛やカレイでも美味しく作れます。
材料(2人分)
※作る順番に材料を書いています。
<タルタルソース>
- 卵 1個
- 玉ねぎ 1/5個
- マヨネーズ 大さじ2と1/2
- レモン汁 小さじ1
- パセリ 適量
- 塩こしょう 少々
<ケチャップライス>
- 白ごはん 250g
- 玉ねぎ 1/4個
- にんじん 1/4本
- ケチャップ 大さじ3
- 塩こしょう 少々
<白身魚のフライ>
- 鱈の切り身 2切れ
- 塩こしょう 少々
- 卵液 1/2個
- 薄力粉 大さじ2
- パン粉 適量
<オムレツ>
- 卵 3個
- 牛乳 大さじ2
- 塩こしょう 少々
- バター 10g
作り方
<タルタルソース>
1玉ねぎをみじん切りにして5分ほど冷水にさらしてから水を捨て、キッチンペーパーでしっかりと水気を切ります。
2固ゆで卵を作ります(鍋にお湯を沸かし、冷蔵庫から出したての卵をゆっくりと入れて12分ほど茹でます)。
32をみじん切りにします。
4ボウルに1と3、マヨネーズ、レモン汁、パセリを入れてよく混ぜます。
5塩こしょうで味を調えます。
<ケチャップライス>
1玉ねぎとにんじんをみじん切りにします。
2フライパンにサラダ油(分量外)を入れて熱し、1を炒めます。
3野菜がしんなりしたらケチャップを入れて混ぜ合わせます。
4ケチャップの水分が飛んだら白ごはんを入れ、ほぐしながら全体を混ぜ合わせます。
5塩こしょうで味を調えます。
62枚の平皿(あればアルミ皿)に半量ずつこんもりと盛りつけます。
<鱈のフライ>
1鱈をキッチンペーパーではさみ、水分をとります。
2両面に塩こしょうをまんべんなくふります。
3薄力粉、卵液、パン粉の順に衣をつけます。
4180度に熱した油に皮目を下にしてゆっくりと入れ、両面約2分ずつきつね色になるまで揚げます。
5よく油を切り、バットに出します。
<オムレツ>
オムレツは1個分の作り方です。2回に分けて作ってください。
1ボウルに卵を割り入れて、牛乳と塩こしょうを入れたら菜箸でしっかりと混ぜます。
2フライパンにサラダ油(分量外)を入れて中火にかけ、キッチンペーパーで全体に伸ばします。
3バターを半量入れて溶かします。
41を半量入れて素早くフライパン全体に卵を行き渡らせたら、菜箸で大きく3〜4回かき混ぜます。
57割ほど火が入ったら火を止めます。
<仕上げ>
1オムレツのフライパンを軽く揺すりながら、ケチャップライスの上にオムレツをスライドさせるように移動させます。
2白身魚のフライを上に乗せます。
3仕上げにケチャップ(分量外)とタルタルソースを乗せたら完成です。
配信: hitotema