甘酸っぱい風味がおいしいレモン酢。作ったことがある、興味があるという方も多いのではないのでしょうか?近ごろ「健康によい」と話題にもなっているレモン酢には実際どのような効果が期待できるのか、作り方や楽しみ方とあわせて管理栄養士が解説します。
レモン酢を取り入れるメリット
レモン酢はその名の通りレモンと酢を組み合わせたもの。レモン酢を飲んだり、料理に使ったりすることでレモンと酢、両方の栄養を摂ることができます。
たとえばレモンには美肌に役立つ「ビタミンC」やエネルギー代謝に欠かせない「クエン酸」が含まれます。またレモンに含まれる「カリウム」は身体の中の水分やナトリウムの量を調整してくれるため、むくみ解消に役立つ栄養素といえますよ。
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コンビニやスーパーでも市販されているレモン水。「ダイエットによい」「デトックス効果がある」などと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。レモン水にはダイエットや健康によい効果が期待できるのか、管理栄養士が解説します。あわせて自宅で簡単にできるレモン水の作り方も紹介しますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
さらに料理に酢を加えると、酢の酸味によって塩を減らしても満足感を得られやすくなるため、減塩に役立つとされています。さらに人に対する有効性はまだ確実とはいえませんが、酢を継続的に食事に取り入れることで内臓脂肪を減らしたり、血圧が高まるのを抑制したりする効果も期待されています。
レモン酢を摂るときの注意点
レモンや酢は強い酸性であるため、歯を溶かす原因になるといわれています。また市販・手作りにかかわらず、レモン酢には砂糖やはちみつが添加されることがほとんど。「健康のために」と摂りすぎると糖分やカロリーの摂りすぎにつながる可能性があるので、量や頻度には注意しましょう。
また酢はそのまま摂ると食道や胃への刺激となってしまうため、ドリンクにする場合はかならず希釈してから飲むようにしてくださいね。
配信: トクバイニュース