1日の摂取量の目安
厚生労働省や農林水産省は健康の維持や生活習慣病の予防のためにも、毎日200gを目安に果物を摂取するのがのぞましいとしています。
いちごは1粒(約15g)あたりの食べられる部分が約14.7gであるため、13粒ほど食べるとおよそ200gになります。そのほかの果物も食べるようであれば、あわせて重さが200gほどになるよう量を調整しましょう。
またいちごに限ったことではありませんが、果物には果糖やブドウ糖などの糖質が含まれます。そのため果物の食べ過ぎは中性脂肪の増加や、太りすぎにつながりかねません。いちごはつまみやすい形をしていますが、小皿に取り分けるなどして食べ過ぎないように気を付けましょう。
いちごを丸ごと食べられるおすすめレシピ
ビタミンCやペクチンなどは水に溶けやすい性質を持ちます。そのためいちごの栄養素を効率的に摂るには茹でたり、水にさらしすぎたりしない食べ方がおすすめです。いちごの栄養素を効率的に摂りやすい、おすすめのデザートレシピを紹介します。
いちごスムージー
一度に使い切れないいちごは冷凍しておくととても便利。凍らせたいちごは、解凍せずにスムージーにするとおいしくいただけます。脂質を含んでいる牛乳と組み合わせることでアントシアニンを効率よく摂れるというメリットもありますよ。
ただしいちごは冷凍すると、酸化によって徐々にビタミンCが失われてしまいます。冷凍いちごのビタミンCをムダなく摂りたい場合、冷凍保存後はなるべくはやめに使うのがおすすめです。
いちごスムージー
いちご、牛乳、砂糖
調理時間:5分
※参照:芦田廸子,川上いつえ(1975).「イチゴの貯蔵に伴うビタミンCの変化について―その組織化学的な検出および生化学的定量分析」『家政学雑誌』26(6),397-401
白あん大福
いちごは和菓子とも相性バツグンです。甘酸っぱいいちごとあんこの甘さ、大福のモチモチ食感にやみつきに。手間のかかりそうなイメージの大福の生地ですが、電子レンジを使えば家でも簡単に作れます。
白あん大福
白玉粉、白あん、砂糖、食紅(赤)(好みで)、いちご(好みで)
調理時間:20分
配信: トクバイニュース