ダイエット中のもやしの取り入れ方
これまで紹介したようにご飯や肉、魚などを抜く代わりに、低カロリー・低糖質のもやしだけをたくさん食べて空腹を満たす極端なダイエット方法はあまりおすすめできません。
しかしもやしは上手く料理に取り入れれば、ダイエットのサポート役として活躍する食材です。ダイエット中の食事では、以下に紹介するポイントをぜひ意識してみてくださいね。
副菜のひとつとして
炭水化物やたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養をバランスよく摂るためには、1食で主食(ご飯やパンなど)・主菜(肉・魚・大豆製品など)・副菜(野菜・海藻・きのこなど)を揃えるのが基本です。食事での栄養がかたよると健康を損なう可能性があり、代謝が落ちることなどによりダイエットの足かせとなることもあるため、無理な制限は控えましょう。
ダイエット中にもやしを取り入れるのであれば、主食・主菜は抜かずに副菜のひとつとしてもやし料理を食べるのがおすすめです。低カロリーなだけでなく、カリウムや食物繊維などダイエット中にもうれしい栄養を摂ることにもつながります。
【おすすめレシピ】もやしとザーサイの中華和え
もやしとザーサイの中華和え
もやし、ザーサイ、小ねぎ(あれば)、しょうゆ、酢、ごま油、砂糖
調理時間:10分
かさまし食材として
もやしはかさまし食材としても優秀な野菜です。シャキシャキとした歯ごたえを持つので、満足感を得られやすく、食べ過ぎの予防にも役立ちます。
料理のボリュームが足りないな、という場合にはいつものスープや炒め物などに加えてみるのもよいでしょう。
【おすすめレシピ】もやしと豚しゃぶのボリュームサラダ
もやしと豚しゃぶのボリュームサラダ
豚肩ロースしゃぶしゃぶ肉、もやし、小ねぎ(あれば)、○ポン酢、○すりごま(白)、○砂糖、○ごま油、○しょうがチューブ
調理時間:10分
カロリーが高まる調理法には気をつけて
もやし自体はたしかに低カロリーですが、調理法や合わせる食材によってカロリーが高くなってしまいます。ダイエット中であれば、油で炒めたり揚げたりする料理より、蒸し調理・茹で調理のものがおすすめです。
また、いも類などカロリーや糖質が高い食材や、マヨネーズなどの脂質の多い調味料と組み合わせる料理は避けるのがベター。もしも高カロリーのもやし料理を食べたい場合には、夕食ではなく朝食・昼食で食べるようにするといった工夫ができるとよいですね。
【おすすめレシピ】小松菜と豆もやしのレンジナムル
小松菜と豆もやしのレンジナムル
小松菜、大豆もやし、白いりごま、○にんにくチューブ、○鶏ガラスープの素(顆粒)、○ごま油
調理時間:10分
低カロリーなもやしを上手にダイエットに取り入れよう
もやしは確かに低カロリーであるものの、ダイエットに活かすためにはちょっとした工夫が大切です。今回紹介した食べ方を参考にして、もやしを上手く毎日の食事に取り入れてみてくださいね。
配信: トクバイニュース
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