万引き犯と勘違いし誤認捕捉! 「人を泥棒扱いして!!」激怒する客に店長がとった行動とは

「今日は、これで帰ってもらっていいですか」Gメンに突き刺さる店長の冷めた目線

「この度は、不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。人間違いしたみたいで、申し訳ございません」

「人間違いって、何よ? この人、保安員でしょう? 私、泥棒扱いされたのよ!?」

「保安員ではございますが、そのようなことは申してないと言っております。なんでも服装が似てらっしゃる方に用事があって、人違いで声をかけてしまったと。どうかお気になさらないでください」

 さわやかかつ明確な店長の対応に、徐々に落ち着きを取り戻した女性が、突然にお許しの言葉を口にされます。

「あら、そうだったの。確かに、違うとしか言われてないかもしれないわ。でも、気をつけてね。私、この店好きだし、いい気持ちはしないから」

 かろうじて場が収まり、立ち去る女性の背中を見送ってから事務所に戻り、改めて店長にお礼を述べて謝罪をします。すると、いままでの笑顔を豹変させた店長が、冷たい口調で言いました。

「今日は、これで帰ってもらっていいですか。料金は、請求通りに払いますから」

 事の顛末を会社に報告して再度謝罪に参りましたが、あっという間に契約を切られてしまい、お許しいただけないまま現在に至ります。さすがに代金の請求は致しませんでしたが、自分の状態が招いた小さなミスが大きなことになってしまい、この世から消えてしまいたくなるほど辛い思いをしました。この時に味わった屈辱は、今も忘れていません。

(文=澄江、監修=伊東ゆう)

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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