節分は年に4回!
毎年2月3日のイメージが強い「節分」は、もともと各季節のはじまりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを意味するので実は年に4回あります。
特に立春は1年のはじまりとして尊ばれたため、日本では節分といえば春の節分を指すようになっていったそう。ちなみに今年は立春が2月4日なので、その前日の2月3日が節分になります。
柊鰯(ひいらぎいわし)で魔除け
「柊鰯(ひいらぎいわし)」は、節分いわしや焼嗅(やいかがし)とも呼ばれ、焼いた鰯の頭を葉付きの柊の枝に刺し、門口(玄関など)に取り付けて鬼が家に入ってこないようにする風習のこと。
昔から尖ったものや臭いものには魔除けの効果があるとされていて、柊鰯の風習は平安時代に描かれた『土佐日記』にも登場しています。
節分の行事食
古来から季節の変わり目には邪気が生じると考えられており、豆まきをして邪気を追い払い新たに迎える年の無病息災を願うなど、日本各地で様々な節分行事が行われてきました。
その年の恵方を向いて丸かじりする恵方巻、柊鰯にちなんでいわし料理、けんちん汁やこんにゃく料理など節分の行事食は地域によって特色があるのも興味深いですね。
節分につくってみたい、いわしのアレンジ料理
今回は節分におすすめの縁起のいい食べ物の中からいわしをピックアップ。おいしいいわし料理のアイデアをご紹介します。
いわしのガーリックバターグリル
本来の節分いわしは、普通に塩焼きにして食べるだけのようですが、この時期のいわしは丸々と太くて肉厚なのでグリル焼きやオーブン焼きにして洋風にいただくのもオススメ
@motz_labさんは節分にちなんで、真いわしを使って洋風オーブン焼きに。香ばしいガーリックバターがいわしのおいしさを引き立てる一皿は、ワインとの相性も抜群です。
オイルサーディンのオープンサンド
今日は#節分 。我が家は恵方巻きではなく、オイルサーディン(いわし)でオープンサンドにしました。
@miharuhirumaさんの節分メニューは、オイルサーディンをバゲットにのせた素敵でおしゃれなオープンサンド。骨までまるごと食べられるオイルサーディンは、アレンジ幅が広いのもいいですね。
いわしのレモン蒸し
〜鰯のレモン蒸し🍋〜
淡路玉ねぎ
夏野菜のズッキーニ
にんにく
鰯
レモン
ハーブミックスソルト
白ワイン
オリーブオイル
新鮮でピチピチないわしをズッキーニなどの野菜とともに白ワインで蒸して。レモンのさわやかな香りがこちらまで漂ってきそうな@miwa_lino.spoonさんのレシピは、フライパン1つで手軽にできるのも魅力です。
いわしフライ
パート時代に取得したやり方、バッター液に鶏肉などまぶす時は食材を竹串に刺してやってます。
つけた後はそのまま竹串で運んでパン粉にポトン。
そうすれば手を汚さずにパン粉付けられるので^ ^
@mitomito_mintさんは天ぷらと悩んだ末に、塩胡椒とガーリックパウダーで下味をつけて、揚げたてサクサクのいわしフライに。竹串を使ったパン粉付け、参考にしたいですね。
いわしの梅煮
どこかなつかしくてほっとする昔ながらの家庭料理の定番、いわしの梅煮。「私はいわしよりこの梅が大好きなんです」と@tomo.tomomiさん。梅の酸味がいわしの臭みを和らげて、骨までやわらかく仕上げてくれます。
いわしの蒲焼き丼
「スーパーで処理済みの開いたいわしを買ってきて、水分を拭き取り、片栗粉を軽く振って、油を引いて両面を焼いてから、余分な油を拭き取り、調味料を入れて煮詰めます。割合は、醤油、味醂、酒、砂糖が、1:1:1:1の甘辛ダレです。最後に粉山椒をパラパラ。御飯と一緒に掻き込みます」と@otosanzmeshiさん。
立派ないわしの蒲焼きが3枚どか~んと。見ているだけで食欲をそそられる@otosanzmeshiさんの蒲焼き丼、ポイントは安くて手軽にできることだそう。魚料理ってちょっと面倒で……という方も、市販のいわしの開きを活用するとおうちで気軽に楽しめますね。
いわしとトマトのペペロンチーノ
@m.nicoriさんは軽く塩をしたいわしをガーリックオイルでソテーし、トマトを炒めあわせてペペロンチーノに。隠し味に加えた醤油麹のコクと旨みが、パスタをぐんとおいしくしてくれます。
配信: おうちごはん