【4歳児】食べない子にママがやりがちなNG対応とは?10の対処法と好き嫌い克服レシピ

【4歳児】食べない子にママがやりがちなNG対応とは?10の対処法と好き嫌い克服レシピ

4歳になると聞き分けが良くなってくることも多く、しっかり食べるように言い聞かせればわかってくれるのではないかという期待もありますよね。ところが、なかなか食べてくれない子どもに困っているママも多いのではないでしょうか。
ご飯を食べてくれない原因には体質や体調も関係してきますが、ママの何気ない言動が子どもの食欲に水をさしているかもしれません。この記事では、ご飯を食べない4歳児に試したい対処方法や、食べない子に対するママの接し方について、たべぷろ編集部が解説していきます。

4歳児が食べない…ママの悩みは

「4歳にもなればパクパク食べてくれるだろう…」と思っているママも多いのではないでしょうか。それでもまだご飯をしっかりと食べない子どもたちに対して、ママはどんな悩みを抱えているのでしょうか。

■少食で完食できない

離乳食のときから食べる量が少ない子も多いはず。4歳になっても食べる量があまり増えず、他の子どもの食べ具合と比べると「少なすぎる」と感じているママもいるでしょう。ご飯を残されることが日常茶飯事では、成長に影響がないか健康面も気になりますよね。

■偏食

お野菜、お肉、お魚、白米…など、特定のものを食べない子は珍しくありません。何が食べられないかは子どもによって異なります。何でもバランス良く食べてほしいというママの気持ちとは裏腹に、好き嫌いが激しくなってくる子もいます。

■ご飯を食べるのに時間がかかる

なかなか飲み込まずずっと咀嚼していたり、食事以外のものに興味が移って遊んでしまうこともあります。忙しい朝の時間帯や、早く片付けてしまいたい夜であっても、食べるのがゆっくりだとママがイライラしてしまうのも当然です。「さっさと食べてほしい」というのがママの本音ではないでしょうか。

■自分で食べようとしない

4歳になるとスプーンやフォークはもちろん、お箸を上手に使える子もいます。自分で食べようと思えば食べられるはずなのに、親に食べさせてもらうのを待っていたり「食べさせて~」とせがんできたりすることもあるでしょう。

「赤ちゃんじゃないんだから自分で食べてよ…」「いつまで食べさせなきゃいけないの」と感じるママも少なくないはずです。

4歳児がご飯を食べない7つの理由

食べない4歳の子どもを見て「お腹は空いてないの?」と不思議に思うママも多いでしょう。4歳の子どもがご飯を食べないのには理由があります。なぜ食べないのか原因を探り、解決のヒントにつなげましょう。

■お腹が空いていない

お腹が空いていないと好きな食べ物でもなかなか食べられません。おやつを食べてから時間が経っていないなど、タイミングの問題で空腹感がないのかもしれません。

■少食なのに盛り付ける量が多い

大人でもたくさん食べられる人もいれば、少食の人もいます。食べられる量には子どもごとに個人差があり、少食の子どもにたくさんのご飯を盛り付けても食べきることができません。

たくさん盛り付けられていること自体がプレッシャーになり、ご飯を食べる気が失せてしまうこともあるでしょう。いつもご飯やおかずを残されるのは、子どもが食べられる量に対して盛り付ける量が多すぎるという原因が考えられます。

■嫌いな食材がある

4歳の子どもでは「体にいいから苦手でも食べよう」と考えることはまだまだ難しいでしょう。どんなに健康に良い食材であっても、苦手な味や食感の食材は箸が進まないのも無理ありません。嫌いなものは食べたくないというのが子どもの本音でしょう。

味覚がより発達してきたことにより好みが変わり、いままで食べられたものも食べられなくなってしまうこともあります。

■食事自体に興味がない

「おいしいものを食べること自体が楽しみ」という感覚はまだないかもしれません。遊びなど食事以外のことに興味があったり、食事自体をあまり楽しいものだと思っていなかったりすると、「食べるようにママに言われたから食べているだけ」という状態になってしまっていることも考えられます。

■噛む力に合っていない

4歳にもなれば食べられる食材は大人とほぼ同じです。しかし、3~5歳代の子どもの噛む力は大人の半分ほどしかありません。

しっかり噛んで食べることは大切ですが、食材が子どもにとって硬すぎたり大きすぎたりすると食べづらくなってしまいます。ずっと飲み込めずに噛みつづけているところに「早く食べなさい!」とママに叱られると、子どもの気持ちが折れてしまいます。

■失敗したくない

4歳にもなると「かっこよくやりたい」「上手にやりたい」という気持ちが芽生えてくる子も多いでしょう。食事のときに手を汚したり、こぼしたり、失敗するのがいやだという気持ちが強くなっているのかもしれません。それでもまだ上手に食べられないときがあるのが現実です。

「ママに怒られるかも」「失敗したくない」という気持ちから、自分で食べることに消極的になってしまう子もいるでしょう。

■体調不良

4歳では、体調が悪いことをうまく伝えられない子もいます。熱が出ていなくても風邪気味で胃腸の調子がイマイチということもあるかもしれません。食べる量が少なくなったと感じたら、体調面も気にしてあげるといいですね。

関連記事: