茹で時間別にカリフラワーを比べてみると?
「基本の茹で方」で紹介した方法で、1分・2分・3分・4分・5分と茹で時間を変え、実際にカリフラワーを茹でてみました。
見た目にはほぼ違いがみられませんでしたが、食感には以下のような差がみられました。
1分間茹でたとき
ゴリゴリとした噛みごたえがあり「まだ火の通りが甘い」という印象です。
茎もつぼみと同じようにかための食感で、もう少し加熱したほうがよいと感じました。
2分間茹でたとき
火が通っているものの、歯ごたえもしっかりとある好ましい食感です。サラダやマリネにもピッタリだと感じました。
茎は中心部にシャキシャキ感が残り、しっかりとした歯ごたえです。
3分間茹でたとき
2分間茹でたものと同じくシャキッとした歯ごたえで、カリフラワーの食感を存分に楽しめます。
茎は全体的に火が通っているものの、歯ごたえもちゃんと残っていました。
4分間茹でたとき
2分間茹でたものよりややしっとりとしていますが、こちらも歯ごたえが残り、十分おいしくいただけます。
茎は中心に若干歯ごたえが残るものの、全体的にやわらかく、しんなりとしていました。
5分間茹でたとき
つぼみはややかたさが残るものの、根元の房の部分がやわらかめ。全体的にしっとりとしています。
茎は中心までやわらかく、噛みごたえがあまりありません。
ちょうどよい加熱時間は?
今回検証してみたところ、加熱時間によって色味に大幅な変化はありませんでした。しかし数分の茹で時間の違いで、食感には違いが生じます。
カリフラワーの大きさや、個人の好みにもよりますが、茹で時間は「2~4分」がちょうどよいと感じました。かためが好きなら2分間、やわらかめが好きなら5分以上茹でるとよさそうです。
茎は「2〜3分」ほど茹でるのがおすすめです。この加熱時間であればやわらかくなりすぎません。カリフラワーの茎の歯ごたえを、ほどよく楽しめる仕上がりとなりました。
配信: トクバイニュース