醤油を燻(いぶ)すのではなく、燻した厚削りの鰹節を漬け込む独自製法でカツオのうまみ・香りが加わっている。香りを逃がさないために自社で薫製を行っている。スモーク材の中でも薫りが強い「桜チップ」でじっくりと4日間薫製しており、薫製後はすぐさま醤油に漬け込んでいる。
漬け込む醤油は同社が得意とするだし醤油を使用しており、カツオと昆布の合わせだしのうまみが食材の味を引き出し、“かけるだけ”“漬けるだけ”で料理をおいしく仕上げてくれる。
そのほか、70mlの小容量商品なので持ち運びも便利で、家飲みはもちろん、イス飲みやキャンプなどのアウトドアでも手軽に薫製を楽しむことができる。
同社では「カツオの一番だし」を自社でとっており、そのためカツオの厚削り節のだしがらが出るのだが、それを自社で薫製して再利用している。これは、同社ならではの独自製法で“もったいない”を“薫製”という付加価値に変換している。その意味では約10年前からSDGsを実践していたかもしれない商品だ。同社ではコロナでも楽しい食卓を支える調味料として役立ててもらいたいとしており、引き続き食卓を楽しくさせる商品開発に注力していく方針だ。
「燻製だし醤油70ml」の希望小売価格は378円(税込み)となっている。
◇日本食糧新聞の2022年1月31日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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