見た目は円満な夫婦。しかし実際は、もう我慢の限界なほど気持ちが冷めきっていた

見た目は円満な夫婦。しかし実際は、もう我慢の限界なほど気持ちが冷めきっていた

愛し合って結婚した夫婦でも、一緒に過ごすうちに言いたいことを言えず我慢してため込んでしまう人もいるのではないでしょうか。いくた はな/コミックエッセイ作家・イラストレーター(@iktaa222)さんもかつてその1人だったようです。今回紹介するのは、一見夫婦円満に見えるものの、実は夫への不満がたまって限界を迎えてしまったという経験を描いた『夫を泣かせた話』。ダイジェスト版でお送りします。

「明日はあそんできなよ」夫はそう言ったのに

©いくた はな

©いくた はな

現在は4人の子どもを育てるいくた はなさん夫婦。周囲からはラブラブな夫婦と思われていますが、どんな夫婦でも長く一緒にいれば何らかのトラブルはあるもの。

『夫を泣かせた話』は長男が生まれて慣れない育児でストレスがたまっていたころのお話。いくたさんは、週に1回のペースで会社の飲み会に参加している夫から、「明日は子どもを見てるからあそんできなよ」と言われました。

毎週飲みに行く夫を文句も言わずに送り出していたものの、内心不満がたまっていたいくたさんは、この夫の申し出をすごく喜びました。

しかし、その言葉を発してから飲み会に行った夫は、結局日付を超えても帰って来なかったのでした。

私たち夫婦はここで終わりなの?

©いくた はな

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「言行不一致」な態度が続く夫。初めての育児に奮闘するいくたさんは、子どもが生まれても生活の変わらなず、態度も大きい夫に不満が募ります。

そしてある日とうとう、ささいなことで始まった口論をきっかけに積もり積もった負の感情があふれ出てしまったいくたさん。これまでの不満を一気に夫へとぶつけるのでした。

何とか理性を保って夫を職場まで送り届けはしますが、いくたさんはそこで怒りに任せて夫を車から捨てるように追い出します。

どんなにいくたさんからひどい言葉をかけられても、一粒の涙もこぼさなかった夫に、余計に悲しみを感じるいくたさんは、「このまま消えてしまいたい」とまで考えてしまうのでした。

夫に対し怒りや悲しみしか感じられなくなったいくたさん。この後、夫婦はどのように変わっていくのでしょうか。

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