【ペルー・トゥロンのレシピ】フルーツシロップでとろ~り!カラフル可愛い!#世界のお菓子

【ペルー・トゥロンのレシピ】フルーツシロップでとろ~り!カラフル可愛い!#世界のお菓子

(画像出典)wikimedia commons

ペルーのトゥロンは、見ての通りとてもカラフルで可愛らしいお菓子です。

正式名称は「トゥロン・デ・ドニャペパ」、ペパ夫人のトゥロンという意味です。両腕麻痺のペパさんという女性が教会でキリストの壁画に祈ると腕が動くようになり、感謝の気持ちからトゥロンというカラフルなお菓子を作った……という、由来のあるお菓子です。

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その壁画(El Señor de los Milagros=奇跡の主)は、現在はペルーの首都リマにあるラス・ナサレナス教会にあり、10~11月のお祭りシーズンにはトゥロンを販売するお店が増えます。
縁起がいいお菓子なので、食べるとご利益があるかもしれませんね。

ペルー・トゥロンのレシピ


フルーツシロップがフルーティーで香ばしいビスケットとよく合います。
今回は日本の方の口に合うようにレシピを少しアレンジしていますが、スパイスが得意な方はビスケットに擦ったアニスシード、フルーツシロップを煮る時にクローブ、スターアニスを入れてください。

材料(4人分)

<ビスケット生地>

  • 薄力粉 150g
  • 塩 小さじ1/4
  • 砂糖 大さじ1
  • すりごま(白) 大さじ1
  • 無塩バター 100g
  • 卵 1個

<フルーツシロップ>

  • 水 250ml
  • フルーツ 200g
  • 砂糖 100g
  • シナモン 少々

※フルーツは、バナナ、グレープフルーツ、リンゴ、パイナップル、レモンなどをお好みで組み合わせてください。

<トッピング>

カラースプレー、砂糖菓子 お好みで適量

作り方

ビスケット→フルーツシロップの順で作ります。

ボウルに薄力粉、塩、砂糖、すりごまを入れて混ぜます。


細かく切った無塩バターを入れます。


無塩バターを指でつぶしながら粉類と混ぜ合わせます。全体的にポロポロとした状態になればOKです。(ここまでの作業はフードプロセッサーにお任せしても大丈夫です)


溶き卵を入れて全体をまとめます。


生地をラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。


生地を5mmほどの厚みに伸ばし、スティック状に切り天板に並べます。


180度に予熱したオーブンで15分ほど焼きます。


次にフルーツシロップを作ります。
鍋に水、小さく切ったフルーツを入れて弱火で20分ほど煮ます。


ざるで漉し、シロップをだけを鍋に戻します。砂糖を加え、とろりとするまで煮つめます。


10シナモンを入れて冷まします。


11ビスケットとフルーツシロップを組み合わせていきます。今回は合計で3段にしましたが、ビスケットの本数に合わせて2段でも大丈夫です。1段の本数は焼いたビスケットの数で調整してください。

ビスケットを6本並べ、刷毛でフルーツシロップをたっぷり塗ります。


12垂直に交差するようにビスケットを重ね、同様にたっぷりとフルーツシロップを塗ります。


13垂直に交差するようにさらにビスケットを重ね、同様にたっぷりとフルーツシロップを刷毛で塗ります。


14シロップが乾く前に砂糖菓子やカラースプレーをトッピングします。


15冷蔵庫で2時間ほど休ませ、側面を包丁でキレイにカットしたら完成です。

フルーツシロップが染みこんだビスケットの美味しさ!


フルーツをたっぷり贅沢に使って作ったシロップは、そのままでもとても美味しいです。そんなフルーツシロップをたっぷりとビスケットに染みこませて食べる…、幸せを感じられる味わいです。
ゴマ入りで香ばしく、甘みのほとんどないビスケットなので、フルーツシロップの甘みが引き立ちます。
見ためはすごく甘そう~!な感じですが、意外とバランスがとれているお菓子です。

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「いつものくらしに、ひとてまかける。」がコンセプト。 伊藤忠エネクス運営のwebメディア「hitotema」です。 お金と時間には限りがあるけど、節約や時短ばかりじゃつまらない。 専門家ライターと食いしん坊な編集部が、日々の生活を彩る情報を届けています。
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