サポーターズ企画第2弾!「我が街自慢の逸品食材」シリーズ
おうちごはんサポータズと共にお届けする「我が街自慢の逸品食材」企画シリーズのもついに最終回!
今回は、北の大地北海道からは『じゃがいも』、海に囲まれた淡路島からは『玉ねぎ』そして、意外にも奈良県で人気の『いちご』を紹介します。
新たな食の楽しみ方はもちろん、地元ならではの食べ方をぜひ真似してみてくださいね~!!
【兵庫県】甘くておいしい『淡路島玉ねぎ(新玉ねぎ)』
こんにちは、兵庫県担当の@panta_rhei.hです。
南に瀬戸内海、北に日本海、中央を中国山脈が走る兵庫県。自然環境と面積の大きさから、県内にも様々な気候があり、多種多様な野菜や果物が栽培、収穫されています。
では、兵庫県を代表する野菜や果物って何だと思いますか?
丹羽篠山の栗、松茸、黒枝豆、北播磨の山田錦(酒米)など、全国的に有名な兵庫のブランド野菜や、県内でも東播磨だけで栽培されているぺっちんうりなどの個性派まであり、今回何をご紹介するか迷ってしまいますが、私的ランキングを作ってみました(笑)。
5位 岩津ネギ トロ甘!
4位 稲美トマト フルーツみたい!
3位 稲美スイートモーニング(とうもろこし)甘く瑞々しく生でおいしい
2位 丹波篠山の黒枝豆 茹でたての枝豆最高!
1位 淡路島玉ねぎ 生でかじれる甘い玉ねぎ
ということで今回は、今から旬を迎える『淡路島玉ねぎ(新玉ねぎ)』をご紹介します!
淡路島の『玉ねぎ』は、生産量が全国で3位。そのお味は、瑞々しくやわらかい歯ごたえと甘さが魅力です。
一般的な玉ねぎの糖度は約5度ですが、淡路島産の玉ねぎの糖度は約9~10度。さらに作り手によっては12度に完熟させることも!
ひと昔前のスイカの糖度が、11度前後(今は品種改良等で12〜14度)。といえば、その甘さをイメージしていただけるでしょうか?
甘さの秘密は、気候や品種の違いだけでなく、淡路島独自の玉ねぎ栽培方法が大きいと言われています。
一般的な玉ねぎは、種まきから収穫までが約4ヶ月。『淡路島玉ねぎ』は、7ヶ月という長い期間をかけて栽培し、さらに収穫後は、「玉ねぎ小屋」で甘く熟成されるまで吊るして乾燥させてから出荷されます。
淡路島を訪れた方は、この玉ねぎ小屋をあちこちで目にされると思いますよ!
そんな『淡路島玉ねぎ』、煮ても焼いてもおいしいのですが、やはり生食は必須。
淡路島農家の多くは、新玉ねぎは水にさらしません。
2年前に、某テレビ局で放送されたので、ご存知の方も多いかもしれませんが、薄切りにしたあとは、バットに広げて30分以上空気にさらします。
あとは器に入れて、削り節、しょうゆ、ポン酢、ごま油などお好みで。
ちなみに、新玉ではない『淡路島玉ねぎ』も、空気にさらすだけで、生食可能。(新玉ねぎよりは少し辛味が残ります)
<アレンジレシピ>新玉ねぎとシラスのアヒージョ
今回は、地元播磨灘の釜揚げシラスを使ったお酒にも合う1品をご紹介します。
材料(作りやすい分量)
・淡路島新玉ねぎ……1玉
・釜揚げシラス……大さじ2〜4
・にんにく……1片
・オリーブオイル……適量
・塩……お好みで少々
作り方
1. 新玉ねぎは6〜8等分のくし切りにする。にんにくは皮を剥き、縦に割って芽をとってから軽く押しつぶす。
2. スキレット等にオリーブオイル、にんにくを入れて中火にかけ、にんにくの香りがたったら、玉ねぎを加えて中火弱で5分程度加熱、玉ねぎをお好みのかたさまで加熱したら釜揚げシラスを加える。
3. さらに3〜5分加熱し、火を止めて玉ねぎに塩を少々ふる。
シラスの塩味もあるので、最後の塩は玉ねぎ本体に少し塩気を足すイメージでOKです。
とろ甘のアヒージョ、バゲットなどと一緒にお酒もあわせてお楽しみくださいませ♪
また、『淡路島玉ねぎ』を見かけたら、ぜひサラダなどにして生食も味わってみてくださいね!
配信: おうちごはん