【北海道】生産量は全国1位『じゃがいも』
北海道からこんにちは。ちいさなしあわせキッチンこと@chiisanashiawasekitchenです。
今年は特別に雪の多かった北海道。朝晩寒い日がまだまだ続いていますが、雪解けが進み、春を感じるようになりました。
さて、第2回目となりました「おうちごはんサポーターズ便り」、今回ご紹介する食材は『じゃがいも』です。
北海道の『じゃがいも』の生産量は全国1位。国内出荷量のうち約80%を占めています!
北海道の主な生産地は、帯広市を中心とする十勝地方です。
『じゃがいも』の旬の時期は、8月~12月。品種としては「男爵」「メークイン」「きたあかり」「インカのめざめ」「とうや」「マチルダ」「北海こがね」などがあります。
スーパーでは見かけませんが、道の駅や直売所では、肉が桃色の「ノーザンルビー」や紫色の「シャドークイーン」など珍しい品種も見かけます。スーパーでよくみかける品種は、男爵、メークイン、きたあかり、インカのめざめ。
今回は、「北海こがね」を運よく見かけたので買うことができました!
皆様はどんなじゃがいも料理が好きですか?
コロッケ、肉じゃが、グラタン、サラダなど、じゃがいもを使った料理は数多くありますが、今回はちょっとだけレアな食べ方をご紹介したいと思います。
<アレンジレシピ>おなじみの屋台フード「あげいも」
道民であれば一度は食べたことがあるかも?
中山峠の売店で販売している「あげいも」です。
甘いホットケーキミックスの衣に包んで揚げたアツアツの「あげいも」は、甘い香りで食欲をそそられます。
割りばしに3つくらい刺した状態で売られています。
今回は、小さめのきたあかりを使用して作ってみました。
きたあかりは中が鮮やかな黄色であるのが特徴です。
材料(3本分)
・ホットケーキミックス……100g
・卵……1個
・牛乳……50cc
・じゃがいも(きたあかり)……小さめのもの9個
・こめ油などの揚げ油……適量
作り方
1. じゃがいもは皮をむきます。
2. じゃがいもを耐熱ボウルやシリコンスチーマーなどに入れ、ラップまたはふたをし、電子レンジ600Wで7~8分程加熱します。串が通ればOKです。固いようであれば、30秒ずつ追加加熱します。
3. 別のボウルにホットケーキミックス、卵、牛乳を入れて混ぜ合わせます。
4. 3にじゃがいもを浸し、全体に衣をつけます。
5. フライパン等に揚げ油を入れて熱し、180℃になったら4をトングなどでつかみ、油の中に落として全体がきつね色になるまで揚げます。
6. 油を切って、完成です。
※卵の大きさにより、牛乳の量を調整してくださいね。
<アレンジレシピ>居酒屋メニュー「じゃがバター塩辛」
次にご紹介したいのは、居酒屋メニューや屋台フードでおなじの、「じゃがバター塩辛」です。
北海道では幼稚園や保育園、小学校では、食育や授業で『じゃがいも』の栽培を行っているところが多いんです。
大事に育てた『じゃがいも』は秋に収穫を行い、収穫したての『じゃがいも』を蒸したりゆでたりしバターをのせて「じゃがバター」などで味わいます。
今回ご紹介するのはその「じゃがバター」に「いかの塩辛」をのせた、「じゃがバター塩辛」。
お酒のおつまみとしても最高の1品です!
材料(2個分)
・北海道産じゃがいも(男爵)……大2個
・バター……10g
・いかの塩辛(市販品)……適量
作り方
1. じゃがいもは皮つきのままきれいに洗って、上に十字に切り込みを入れます。
2. 耐熱容器やシリコンスチーマーなどにいれてラップやふたをし、電子レンジ600Wで8分程度加熱します。(ゆでたり、蒸してもOK)串をさしてみてすっと通るようであればOK。固いようであれば30秒ずつ追加加熱します。
3. 切り込み部分にいかの塩辛とバターをはさんで完成です。
※じゃがいもは芽が出ていないものを使用してください。男爵等粉系のじゃがいもでつくるのがオススメです。
今回、お店ではあまり見かけることがない「北海こがね」を初めて購入してみました。
フライドポテトにしたらおいしいと袋に書いてあったので、その通りにしてみると……。
家族みんな大絶賛! 毎日でも食べたいと催促されるようになってしまいました(笑)。次見かけたら、箱買いしたいと思います!
まさに、抱えて食べたいフライドポテトです。
今回ご紹介させていただいた、「あげいも」と「じゃがバター塩辛」。
北海道産の『じゃがいも』でぜひ作ってみてくださいね!
【奈良県】最強「いちご」ともいわる『古都華(ことか)』
こんにちは、奈良県を担当している@masa_kimamakitchenです。
今回、私がピックアップするご自慢のご当地食材は、意外だなと思う方も多いであろう奈良県のいちご『古都華』です。
過去、『マツコの知らない世界』でもご紹介された「いちご」で、奈良の最強いちごともいわれてるんですよ。
奈良県でしか生産されてない希少な「いちご」で、濃度が高くつやっつやに輝く「濃赤の宝石」!
他のいちごの糖度が11〜12度であるのに対し、『古都華』は15度前後の糖度。この糖度が高いのも『古都華』の特徴だそうです。
近郊に住んでいないとご存知じゃないかもしれませんが、奈良県では有名な「いちご」なんです(笑)。
みんなが大好きな「いちご」(え? みんな好きですよね?)を使って、今回は「いちご」の三層ムースを作ってみました。
奈良の高級「いちご」とストロベリーピューレ、生クリームにヨーグルトを使った「いちご」のムースです。
<アレンジレシピ>いちごの三層ムース
材料(カップ6~7個程度)
<ヨーグルトムース>
・ヨーグルト……300g
・生クリーム……200ml
・グラニュー糖……40g
・レモン汁……小さじ1と1/2
・ゼラチン……5g
・ゼラチン用の水……大さじ4、5
・いちごスライス……適量
<いちごムース>
・ストロベリーピューレ……180ml
・生クリーム……120ml
・グラニュー糖……30g
・ゼラチン……3g
・ゼラチン用の水……大さじ3
<1番上の苺ゼリー>
・ストロベリーピューレ……70g
・ゼラチン……2g
・ゼラチン用の水……大さじ2
作り方
【ヨーグルトムース】
1. 先にいちごを薄切りにし、グラスの下部分に貼り付けておく。少し抑えぎみにした方がいちごがピタッとついてくれます。
2. ヨーグルトにグラニュー糖とレモン汁を入れて混ぜます。
3. 水にゼラチンをふり入れておく。電子レンジ600Wで10〜20秒くらい加熱して混ぜ合わせ、ゼラチンを溶かす。2のヨーグルトとレモン汁を混ぜ合わせたものに加えて混ぜる。
4. 生クリームをとろっと流れるくらいまで泡立てる。
5. 4の生クリームを3、4回に分けて3に加えて混ぜ合わせる。
6. いちごを貼付けたグラスの半分くらいまで注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
【いちごムース】
1. いちごピューレは湯煎してすこし温め、グラニュー糖を加えて混ぜ合わせる。水にゼラチンをふり入れ、電子レンジで10〜20秒くらい加熱して混ぜ合わせ、ゼラチンを溶かす。その後、いちごピューレに加えて混ぜる。
2. 生クリームを8分立てに泡立てる。
3. 生クリームを1のいちごピューレに数回に分けて加えて混ぜる。
4. 冷え固まったヨーグルトムースの上に流し入れ、カップをトントンとしながら表面を平らにする。その後、冷蔵庫で冷やし固める。
【1番上のいちごゼリー】
1. いちごピューレを湯煎して少し温める。水にゼラチンをふり入れ、電子レンジで10〜20秒くらい加熱して溶かし、いちごピューレに加えて混ぜる。
2. 冷え固まった苺ムースの上に注ぎ、冷蔵庫で冷やして固める。
『古都華』は1月2月が1番旬なので、もしどこかで見かけたらなくなる前にぜひ食べてみてくださいね。
配信: おうちごはん