にんにくを切る時に手に香りがつかない方法
にんにくは食欲をそそる良い香りですが、食事時以外に香ると少々抵抗がある方も多いことでしょう。調理の際ににんにくを切り、手に香りがついてしまったことはありませんか。ここでは、にんにくを切るときの香り移りを防ぐ方法をご紹介します。
①ビニール手袋を使う
香りが移らなくするためには、素手や肌に直接触れないように手袋を使用するとよいでしょう。ゴム手袋にもにんにくの香りが移ってしまうので、使い捨てのビニール袋を使うことをおすすめします。
②にんにくを冷凍する
にんにくの皮をむかずに1片ずつ分けて、ジップロックなどフリーザーバッグに入れて冷凍します。冷凍する事で、汁が出にくくなり、香りが手につきにくくなります。
③切る前に加熱する
切る前に加熱する事で、酵素の失活を促して香気成分であるアリシンの発生を防ぐことができます。茹でたり、電子レンジで温めたりするとよいでしょう。電子レンジの場合は皮をむかずに、1片あたり600Wで20秒ほど温めます。しかし、この方法はにんにくの酵素をなくすため、調理する時のにんにくの香りも弱くなります。
手についてしまったにんにくの香りの落とし方
忙しい料理中に手間がかけられず、どうしても普通に切ったり潰したりして手に香りが付いてしまう事もありますよね。そんな時に試したい、手についたにんにくの香りの落とし方を紹介します。
①歯磨き粉で洗う
手に歯磨き粉を少量付け、こすりつけながら洗ってください。
歯磨き粉は消臭効果が強いため、石鹸などで手を洗うよりも、消臭効果が得られます。
②お酢やレモンで洗う
お酢やレモンで手を洗うと、流水よりも効果的に消臭することができます。
お酢の場合は直接使わず、水と混ぜて酢水にしてから洗いましょう。そのままお酢で手を洗うと、今度はお酢の香りが付いてしまうことがあります。
また、レモンの搾りかすや100%レモン汁で洗う際は、さかむけなど手に傷がないか確認しましょう。
レモン汁は傷口にしみるので、ちょっとの傷でも強い痛みを感じることがあります。
③ステンレスソープを使う
魚臭さなどを落とす「ステンレスソープ」は、にんにくの香りにも有効です。
にんにくの臭いの原因となるアリシンが、ステンレスの金属イオンと化学反応を起こし消臭されます。
頻繁ににんにくを調理する方は、ステンレスソープを用意しておくとよいでしょう。
配信: トクバイニュース