
●大分では常識?余ったお刺身は「りゅうきゅう」に
大分の郷土料理「りゅうきゅう」。お刺身をタレでつけ込む、まさに余り物のお刺身には最適なレシピです。タレも簡単に作れます。
材料は、刺身(お好みの量)、青ネギ(適量)、しょうゆ(適量)、みりん(適量)、ショウガ(適量)、いりごま(少々)、卵黄(1個)。
1)刺身をボウルに入れ、ショウガで和えます。
2)しょうゆとみりんを刺身がつかる程度に、同量入れ、青ネギをたっぷり入れ、いりごまも加えます。
3)お皿に盛って卵黄を乗せれば完成。
ご飯にも酒のつまみにもぴったり。だし汁をかけてお茶漬けにすればサラッといけちゃます! 一晩寝かせればさらにひと味違った味わいで、1回の調理で2度美味しい一品!
●余ったお刺身の漬け丼
海鮮丼の定番、漬け丼も余ったお刺身で作れば節約メニューに早変わり!
材料(2人分)は、刺身(200g)、ご飯(適量)、ネギ(適量)、のり(適量)、ごま(適量)、卵黄(2個)、しょうゆ(大さじ1杯)、みりん(大さじ2杯)、酒(大さじ2杯)。
1)しょうゆ、みりん、酒を鍋に入れて火にかけます。
2)沸騰したら火を止めて、常温になるまで完全に冷まします。
3)冷めたタレに刺身を入れ、冷蔵庫で約30分つけ込みます。
4)炊きたてご飯の上に、タレにつけ込んだ刺身を盛り付け、真ん中に卵黄を乗せて、ネギ、のり、ごまを適量振りかけます。
5)余ったタレを適量かけて、ワサビを添えて完成です。
●タコとマグロときのこの簡単アヒージョ
お刺身だからって、火を通してはいけない決まりはありません。賞味期限が近くなったら、思い切ってアヒージョにしてみてはいかが?
材料は、オリーブオイル(大さじ2杯)、にんにく(1片)、好きなキノコ(ひとつかみ)、タコとマグロの刺身(3枚ずつ)、塩(少々)、黒こしょう(少々)。
1)フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切り、タコ、マグロ、キノコと塩を入れて、弱火にかけます。
2)蓋をして焦げ付かないように時々揺すりながら5〜6分火を通したら、器に入れて黒こしょうを振ってできあがりです。
刺身を活用すれば、そのまま使えて時短にもなり、魚をさばくのが苦手な人でも簡単に調理できます。少し多めに買えば、半分はパパの晩酌用、もう半分は調理用と一つで、二役もこなしてくれるのもメリットです。さっそく、スーパーを覗きに行きましょう!
(文・姉崎マリオ/考務店)