【手術中に目覚めたはなし 最終話】普段は、フォロワーさんの体験談をマンガ化しInstagramにて発信されている稲さん。今回ご紹介するお話は、稲さんご本人の衝撃体験をマンガ化したものです。「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」の手術をすることになり、手術中、麻酔で意識を失った……かと思ったら稲さんはふと目覚めました。
そして、病院側のミスで術中覚醒をしていたことが説明されました。さらに、術中覚醒の件でPTSDを発症する可能性があると医師から聞かされ……。病院側との話し合いの結果、慰謝料の支払いと、無償のカウンセリング実施で話はまとまりました。その後の稲さんの体調は?
【最終話】手術中に目覚めたはなし
稲(いな)です。術中覚醒という言葉をご存知ですか。
手術中の全身麻酔で眠っているはずが、目を覚ましてしまうことです。もし全身麻酔の手術中に、目が覚めたらどうしますか? そんな恐怖の体験をしてしまったので、体験談を語っていきたいと思います。
手術中に目覚める可能性があることを、今回の経験で初めて知りました。
もしあらかじめ知っていて、事前に麻酔科医と話ができていたら、私のあのときの孤独な恐怖は少なくなっていたのではないかと思いました。自分の予想をはるかに超える経験を突然することがあるということを学べた経験となりました。
読んでくださった皆さまには、怖い思いをさせてしまったかもしれませんが、最後までおつきあいくださってありがとうございました。
◇ ◇ ◇
稲さんの体験談である「手術中に目覚めた話」は今回で終了です。婦人科の病気にかかわらず、さまざまな場面で手術をすることがあるかもしれません。稲さんが作中でおっしゃっているように、「術中覚醒」ということがあると知っているだけでも、手術の際に心持ちは違うのかもしれませんね。
そして、稲さんの「ピルを処方してもらうために婦人科を受診したら卵巣嚢腫が見つかった」という今回の体験談のように、何気なく受診した場面で婦人科の病気が見つかることもあります。だからこそ、「生理痛がひどい」など少しでも不安なこと、体の異変を感じた際には、婦人科を受診して医師に相談してもらえたらと思っています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
稲さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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著者:マンガ家・イラストレーター 稲
インスタで漫画を描く一級建築士。
・フォロワー様からいただいた、恐怖体験 | 失敗談 | ほっこりなどのエピソードや、自身の体験を漫画で配信
・音声メディア voicyのパーソナリティとして、音声でもエピソードを配信中
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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