オシャレな料理でよく使われているビーツ。
缶詰をはじめ、すでに下処理されたビーツは幅広く利用されていますが、生ビーツの下処理の仕方や食べ方をご存じですか。
生ビーツの味は独特な味があるため、どう調理すべきか迷ったり、分からない事も多い事でしょう。
今回の記事では、管理栄養士が「生ビーツの正しい下ごしらえの仕方と美味しい食べ方」をご紹介します。
ビーツ(ビートルート)とは?どんな野菜?
ビーツは、鮮やかな赤色が印象的なカブに似ている野菜です。
日本料理ではあまり馴染みが少ないですが、世界三大スープのひとつであるボルシチに使われるのが有名ですね。
味はほんのりと甘く、生で食べると土の風味を感じる場合もありますが、食べ方次第で軽減できるのが特徴です。
ビーツの下ごしらえの仕方
ビーツの下ごしらえは大きく分けて次の3通りの方法があります。
・生で食べる場合
・茹でる場合
・オーブンで焼く場合
それぞれの方法に合う料理もあわせて紹介していきます。
生で食べる場合
サラダやピクルスなどに向いている処理法です。ただ、サラダにする場合は、非常に薄く切ることをおすすめします。
①ビーツは洗って泥を落とします。
②上下を切り落とします
③厚めに皮をむきます。
④食べやすい大きさに切ります。
茹でる場合
ビーツは、煮込み料理やスープのほか、いろいろな料理に使うことができます。
色素が流れ出ないように、竹串を刺すのは避けた方がよいでしょう。
湯に酢やレモン汁など、酸性の成分を加えると、赤色が一層鮮やかになります。塩はビーツの赤色を退色させる作用があるため、調理の最後に加えましょう。
①ビーツを水洗いし、泥を落とします。
②鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れます。
③酢かレモン汁少々を加えます。
④30分を目安に弱火で茹でます。
⑤仕上げに塩少々を加えます。
⑥取り出して弱い流水に当て、皮が簡単にはがれたら火が通った証拠。
オーブンで焼く場合
オーブンで焼いたビーツは単品料理にはもちろん、塩こしょうをふり、サラダに入れたり、付け合わせにしても合います。
①ビーツを水洗いし、泥を落とします
②アルミホイルで包みます
③180℃のオーブンで40分ほど焼く。
配信: トクバイニュース