2022年4月26日

長芋は冷凍保存で長持ち！常温・冷蔵・冷凍の場合の正しい保存方法を解説

ネバネバ、シャキシャキとした食感が楽しい長芋。たくさんある場合やすぐに使い切れない場合は、正しく保存して長持ちさせましょう。長芋は1本丸ごとか、カットされたものかによって保存方法が異なります。今回は長芋の保存方法について、常温・冷蔵・冷凍の場合に分けて詳しく解説します。

長芋の保存のポイント

長芋は1本丸ごとか、カットされたものかによって保存方法が異なります。

1本丸ごとの場合、涼しい時期であれば常温保存も可能です。保存期間の目安は1ヶ月ほどですが、様子を見ながら早めに使い切るようにしましょう。

暖かい時期や、カットされた長芋の場合は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。保存期間の目安は1週間ほどです。

冷凍保存であれば1ヶ月ほど保存できます。すりおろすか、生のまま使いたい大きさに切ったものを冷凍します。生のまま切ったものは冷凍すると食感が少しやわらかくなってしまいますが、気になるほどの変化はないため、おいしく長芋を食べられるでしょう。

どの程度長持ちさせたいか、また使いやすさによって保存方法を選びましょう。

長芋の保存方法について、常温・冷蔵・冷凍の場合に分けて写真付きで詳しく解説します。

丸ごとの場合は、新聞紙やペーパーなどに包んで涼しく日の当たらない場所で保管しましょう。暖かい時期は傷むスピードが早まるため、冷蔵保存の方が安心です。

常温では1ヶ月ほど日持ちしますが、乾燥したりやわらかくなったりなどの傷むサインがみられてくる前に使い切るようにしましょう。

カットされた長芋は、すぐに使う場合は冷蔵庫の野菜室で保存します。保存期間の目安は1週間ほどです。乾燥しやすいため、全体をラップで包みましょう。

暖かい時期に丸ごと1本を冷蔵保存する場合は、新聞紙やペーパーに包み、乾燥しないようポリ袋に入れて保存しましょう。

長芋はすりおろすか、または生のものを切ってから冷凍保存ができます。保存期間の目安は1ヶ月ほどと、冷蔵保存より長く保存ができます。それぞれの場合の冷凍の仕方を紹介します。

長芋をすりおろして冷凍すると、食感の変化が気にならずに食べられます。

方法は、すりおろした長芋を冷凍用保存袋に入れるだけでOKです。

空気を抜き、平たくして冷凍してください。

解凍は冷凍用保存袋に入れたまま、冷蔵庫に入れるか流水で解凍します。袋の角をハサミで切り落とし、長芋を絞り出すと楽に取り出せます。

解凍したものは、とろろご飯やとろろ汁など、さまざまなメニューに活用できます。

和え物や炒め物などに使う場合は、短冊切りにして冷凍しましょう。食感は少しやわらかくなりますが、シャキシャキとした歯ごたえも残っているため、さまざまなメニューを楽しめます。

短冊切りにした長芋は、酢水にさらして変色を防ぎます。水2カップ（400ml）に対し、酢小さじ1～2ほど入れてください。

5～10分ほど水にさらしたらキッチンペーパーで水気を取ります。

冷凍用保存袋に入れ、重ならないよう平らにして冷凍します。

解凍は、そのまま使う場合は袋に入れたまま冷蔵庫に入れておくか流水で解凍します。加熱料理に使う場合は、凍ったまま鍋やフライパンに入れてください。

輪切りや乱切りにした長芋も冷凍できます。輪切りにしたものはステーキや煮物、汁物に。乱切りにしたものは煮物や汁物などのメニューに使えます。

生のまま使ったものに比べるとやや劣りますが、シャキシャキ、ホクホクとした食感も残っており、十分おいしく楽しめます。

輪切り、乱切りにしたものは、短冊切りにしたものと同様、水にさらしてキッチンペーパーで水けを取り、冷凍用保存袋に入れて冷凍してください。

解凍は凍ったままフライパンや鍋に入れて加熱しましょう。