さまざまな料理で使えるキャベツですが、ひと玉で買うとなかなか使い切れず、あまりがちになることが……。キャベツは冷凍保存でおいしく食べ切るのがおすすめです。今回は、キャベツをおいしく長持ちさせる冷凍保存の方法と、冷凍キャベツを使ったおすすめレシピをご紹介します。
キャベツはおいしく冷凍保存できる野菜
キャベツはカットされたものよりも、ひと玉で購入した方が断然お得。ところが一気にひと玉を使い切るのは意外に大変です。あまってしまったキャベツは冷凍しておいしく食べ切るのがおすすめ。正しい方法で冷凍すれば、おいしさを損なわずに長く保存ができます。食べやすい大きさにカットしておけば、凍ったまま必要な分だけ調理に使えて便利!時間の短縮にもなります。
キャベツを冷凍する4つのポイント
キャベツをおいしく冷凍保存するには、ちょっとしたコツがあります。ここでは4つのコツをご紹介します。
【冷凍のポイント➀】使いやすい大きさに切る
キャベツは生のままで冷凍保存できます。ただ、食感が若干変わるため、冷凍したキャベツは加熱調理することをおすすめします。
冷凍する前に、加熱調理に使いやすい細切りやざく切り、くし切りなどにカットしておくと、すぐに使えて便利です。
【冷凍のポイント②】水気をしっかりふき取る
洗ってからカットしたキャベツは、ペーパータオルなどで水気をしっかりとふき取りましょう。余分な水分が残っていると冷凍の際に劣化しやすく、また調理しても水っぽくなりおいしくなくなります。
【冷凍のポイント③】金属製のバットなどを使いなるべく早く冷凍する
食材はゆっくり冷凍するとうまみ成分が流出するため、できるだけ早く凍らせることが大切です。そこでおすすめなのが、熱伝導の早い金属製のバットです。バットにラップを敷いて、その上にキャベツをのせれば、冷凍時間の短縮が可能。また、急速冷凍機能付きの冷蔵庫なら、よりうまみを逃さずに冷凍することができます。
【冷凍のポイント④】冷凍用保存袋に入れ冷凍する
金属製のバットで冷凍状態になったキャベツは、冷凍保存用の密閉袋に入れましょう。平らに入れてから、酸化を防ぐためになるべく空気が入らないよう封を閉じて冷凍庫に入れます。
(バットを使わない場合は、生のキャベツを密閉袋に平らに入れて空気を抜き、封を閉じてから冷凍します。)
冷凍したキャベツの保存期間
キャベツは冷凍すると保存期間が長くなりますが、それでも時間がたつほどおいしさが損なわれます。約1ヵ月を目安に、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
キャベツをゆでてから冷凍する場合のコツ
キャベツはゆでてからも冷凍できます。使いやすい大きさにカットして、熱湯で10秒ほどゆでたら冷水で色止めをします。あとは生のまま冷凍する場合と同様、水気をしっかりふき取り冷凍保存用の密閉袋に入れて冷凍します。
ゆでてから冷凍したキャベツは解凍したときに水っぽくなるため、炒め物には向いていません。凍ったままスープの具にするか、解凍後に水気をしぼって餃子の具などにするのがおすすめです。
配信: UP LIFE