私は18歳です。初経を迎えたときからずっと生理が重く、薬もあまり効かず、生理痛で動けなくなることも多くありました。そんなある日、お昼寝から起きてトイレに行くと、急に冷や汗を伴う下腹部痛が襲ってきたのです。
そのまま緊急手術となり、手術を終えたの翌日、「再発を防ぐためにも、ピルを飲みましょう」と医師から言われました。 退院後は、チョコレート嚢胞の再発を防ぐため定期的な受診と、ピルの服用を続けています。
今思うと、生理が重いことを我慢せず、もっと早く産婦人科に行っていれば……と後悔することもあります。 しかしこれを機に、抵抗があった産婦人科に通院するようになり、自分の体の不調に気付ける良い機会にもなりました。
※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。本来は子宮内にあるはずの子宮内膜が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
原案/ひがもと なぎさん
作画/ののぱ
監修/助産師REIKO
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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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