たにさんは、現在、夫と2歳の女の子と暮らすママ。しかし、今の幸せを手に入れるまでに、大きな問題を抱えていました。その原因はカレへの依存とうつ病で……。実録体験談をマンガ化した短期新連載を紹介します。
「うつ症状仕事がとても忙しく、そこに彼に会えないつらさも重なって、不調続きだったたにさん。久々に会えた彼と少しでも長くいたくてした提案にショックな言葉を浴びせられ、心は限界に。メンタルクリニックを受診したところ「うつ傾向が強い」と診断されました。
彼・おにぎりくんに報告すると「たくさん支える」という心強い言葉とともに「うちの親、おかしい人いっぱい見てきたから大丈夫だって!」と「おかしい人」呼ばわりされたことに、たにさんは大きなショックを受けて……。うつ症状はさらにひどく、彼に依存するようにもなっていたのです。こんな状態はよくないと、彼との連絡を少し控えて、1人で頑張ってみようとしたたにさんでしたが、「連絡を控えるなら別れる」というよくわからない主張をされ、結局、彼とは現状維持を選択しました。
この時期、絶不調だったというたにさん。彼・おにぎりくんに依存してしまっているという症状からか、会うのが難しい日とわかっていても「会いたい」という気持ちが抑えきれず、もう一回泊まりに来れないかと聞いてみました。しかし、彼からの返事は「急に言われても…むりだよ。」という、たにさんにとっては絶望のメッセージだったのです。
病の症状は止められない。でも支えるほうにも、生活や都合がある……。なかなか難しい問題ですよね。ただ、厚生労働省の資料によると、うつ病になると、ものの見方や考え方が否定的になり、重症になると「死んでしまいたいほどの辛い気持ち」が現れることもあるそうです。そのため、たにさんにとっては、彼のこのメッセージについて、余計に絶望的に感じたのかもしれません。メンタルヘルスを抱える人の周囲では、その人を支える仕組みづくりが大事だそうです。
※厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス総合サイト 」
たにさんの実体験マンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね!
外部リンク:たにのいままでとこれからのおはなし(外部サイト)
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著者:マンガ家・イラストレーター たに
一児の女の子ママ。実録漫画を制作している。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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