キャンプでスイーツ!親子で作れるおやつレシピ3選【キャンプフードスタイリスト直伝】

キャンプでスイーツ!親子で作れるおやつレシピ3選【キャンプフードスタイリスト直伝】

子どもと一緒にキャンプでスイーツを作りませんか。この記事では、キャンプフードスタイリストの三宅香菜子さんに教わった、親子でスイーツ作りを楽しむコツと、簡単スイーツのレシピを3つご紹介します。いずれも100円ショップでも手に入るシェラカップ、スキレット、メスティンで作るレシピです。

1. カフフルな見た目にきゅん。フルーツ牛乳かん

 

コップや食器としてはもちろん、直火OKなタイプであればちょっとした調理や炊飯などにも使えるシェラカップ。キャンプでは、ひんやりスイーツの型として使用するのがおすすめです。

「クーラーボックスは冷蔵庫ほど冷えないので、アウトドアではゼラチンの使用はむずかしいんです。でも、粉寒天なら常温でも固まるくらいの凝固作用があるので大丈夫!

ほどよいシロップの甘みとミルキーな味わい、ちゅるんとした口当たりは子どもはもちろん大人ウケも抜群です。キャンプごはんのあとのさわやかなお口直しにぴったりですよ」

材料(シェラカップ2個分)

・粉寒天……4g
・牛乳……1カップ
・水……1.5カップ
・砂糖……50g
・ミックスフルーツ缶(固形量)……255g

下ごしらえ

・牛乳は常温に戻す

「冷えている状態だとほかの材料と分離してしまい、寒天が固まらない原因になります。 しっかり常温に戻してから使ってください」

作り方

 

1. 小鍋に水と粉寒天を入れて中火で熱する。木べらなどで混ぜながら粉寒天を溶かし、ふつふつとしたら火を止める。さらに砂糖と牛乳を加えてよく混ぜる

2. シェラカップにフルーツ缶の半量を、それぞれのカップに等分する。1の粗熱が取れたら上から等分に流し込んで10分ほどおき、固まってきたら残りのフルーツをのせる

3. クーラーボックスに入れて、1時間ほど冷やし固める

コツ・ポイント

「粉寒天はしっかり溶かすことがポイント。溶かしきれていないと、牛乳同様固まらない原因になります。またフルーツ缶はお好きなものを選んでOK。いちごやキウイなどのフレッシュフルーツを入れてもいいですね!

フルーツを入れる工程はぜひお子さんと一緒にトライしてください。シェラカップのままでもいいですが、冷え固まった牛乳かんをお皿に移し替えるとフルーツがキラキラして見えます。かわいくって、お子さんもさらによろこんでくれると思いますよ」

2. THEアメリカン!チョコチップソフトクッキー

 

サクッ&しっとりとした食感がくせになるソフトクッキーをスキレットで作ってみませんか。15cmのスキレットで焼き上げるソフトクッキーは、まさにアメリカン!ラフに割って、できたてをみんなで頬張ると格別の味わいです。

「厚みのあるソフトクッキーはボリュームがあり、食べ応えもあるので子どもも大満足!また、このレシピは卵を使っていないので、アレルギーのあるお子さんでも安心して食べられますよ」

材料(直径15cmのスキレット1枚分)

・薄力粉……50g
・バター……30g
・砂糖……大さじ2杯
・チョコチップ……大さじ1杯
・ホイップクリーム……適宜

下ごしらえ

・スキレットにクッキングシートを敷く
・アルミホイルを1枚大きめに切る

作り方

 

1. 大きめのボウルにバターと砂糖を入れる。ふるった薄力粉とチョコチップを加え、スプーンやゴムベラなどでさっくりと混ぜる

2. クッキングシートを敷いたスキレットに1を入れる。均等に火が通るように、スプーンやゴムベラなどで表面を平らにならす

3. スキレット全体を覆うようにアルミホイルをかぶせ、弱火で10〜15分焼く。こんがりと焼き色がついたら、返してさらに3分ほど焼く

4. お好みでホイップクリームを添える

コツ・ポイント

「材料を混ぜるまでは自宅でやっておいて、焼くだけの状態にして持っていくというのも時間短縮になります。

ポイントはとにかく弱火でじっくりと焼くこと。火力が強いとあっという間に焦げてしまうので火加減には注意してください。

仕上げはホイップクリームだけでなく、アイスクリームもおすすめです。熱々のクッキーに溶けたアイスを合わせるとおいしいですよ」

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