【オクラの茹で方】おいしくするための下処理・茹で時間・時短方法を管理栄養士が解説

【オクラの茹で方】おいしくするための下処理・茹で時間・時短方法を管理栄養士が解説

ネバネバとした夏野菜の代表のオクラは、かたすぎたり、見た目が悪くなったり、水っぽくなったりと、茹で加減が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。オクラは2つの方法をするだけでおいしく茹でることができます。この記事では、オクラの茹で方のほかに、おいしく茹でるための2つの方法、茹で時間、時短方法もご紹介します。

オクラは下処理が大事!おいしくする2つの方法

・ヘタ・ガクを取る
・板ずり

この2つの下処理をすることでオクラをグッとおいしくさせます。これら2つの方法やポイントを詳しく解説していきます。

ヘタ・ガクを取る

オクラはガクから切り落としてしまうと茹で上がりが水っぽくなったり、ネバネバ成分が流れ出てしまいます。ガクから切り落とさないことで味が水っぽくならず、そして栄養も流れにくくなり、オクラを無駄なく食べられます。

1.ヘタを切り落とす。

4b1eec94b40df5fc

2.ガクを一周剥くようにして取り除く。

Abfee21bfb4e97c2

時間がないときは、ガクを切り落とすだけでも問題ありません。その時に、ガクのぎりぎりの部分を切ることで、仕上がりが水っぽくなりづらくなります。

A75ea3ecf2e519c4

板ずり

板ずりをすることでオクラのうぶ毛を取ることができます。うぶ毛がなくなることで、舌触りがよくなるため、オクラがよりなめらかな食感になります。その他に板ずりをすることでアク抜きができたり、下味、仕上がりを色鮮やかに仕上がるため、茹でる前に済ませておきましょう。

1.オクラにひとつまみ塩を振る。

2.オクラを指の腹でなでるように擦る。

2e04cf1164d8713d

まとめて板ずりを済ませたい場合は、まな板の上で転がすようにしてもOK。

26eca7594987411c

オクラをネットに入れたまま塩を振って、表面をこすりつけても問題ありません。

4446c0379537ccaa

オクラの茹で方まとめ(鍋・レンジ)

836373f5092eb8f1

下処理が済んだらさっそく茹でていきましょう。オクラは茹ですぎてしまうと水っぽく、べチャッとなってしまうため、茹で加減がとても大切です。

ここでは、オクラを鍋で茹でる方法とレンジで加熱する方法2つをご紹介します。ぜひ、加熱時間も参考にしてくださいね。

鍋で茹でる

板ずりをしたオクラは塩がついたままにしておきましょう。

1.お湯を沸かす。
※板ずりしていないオクラの場合は、小さじ1弱ほどの塩を入れましょう。

2.オクラを入れ、ひっくり返しながら1分ほど茹でる。

D8ea9df10de861d9

3.茹で上がったオクラを氷水で冷やし、粗熱が取れたら水分を拭き取る。

B279374dd616e8c6

レンジで加熱する

オクラをすぐに加熱したいときや、忙しいときにはレンジ調理がおすすめです。鍋を洗わなくて済むため時短にもなります。

1.板ずりが済んだオクラを水で洗い流す。
※板ずりをしていない場合も水で濡らしましょう。

2.耐熱容器にオクラを互い違いに並べ、ふんわりとラップをかける。

9c1da04b4666a5f1

3.600Wの電子レンジで40秒加熱する。
※加熱が足りない場合は様子を見ながら10秒ずつ加熱してください。

4.ザルにあげ、粗熱をとる。

0db2a198c79cc382

レンジで加熱するとき、オクラの実が破裂する場合があります。破裂を防ぎたい場合には、加熱する前につまようじや竹串でオクラに数か所穴を開けておきましょう。

関連記事: