家事の効率化アイデアまとめ!子育て中・共働きの負担を楽にする方法

家事の効率化アイデアまとめ!子育て中・共働きの負担を楽にする方法

毎日の家事は大きな負担。できるだけ効率化して楽にこなしたいですよね。実は、考え方や習慣を変えたり、便利な家電・サービスを利用するなど、ちょっとした工夫で家事の負担は軽くできます。この記事では、子育て中や共働きでも実践できる家事の効率化のアイデアやコツをご紹介します。

家事を効率化するための基本

毎日の家事、できるだけ負担を軽くしたいものですよね。

家事を効率化するためには、やることを減らす、しくみ化する、自動化する、溜めない、の4つが大切です。

まずは、家事を楽にするための基本についてご紹介します。

家事を細分化して見える化する

「家事」といっても、掃除、洗濯、料理、ゴミ捨て、買い物など多岐にわたります。

まず最初に、家庭内にある「家事」をできるだけ細かくリスト化しましょう。

家事をやる曜日や時間に決まりがあれば、やるべき日時も含めて見える化してみてください。

また、家庭内で役割があれば、誰が行なっているかも書き出しましょう。

たとえば、ゴミ捨てなら

・ゴミを集める(掃除する)

・分別する

・捨てに行く

・新しいゴミ袋を設置する

といった作業があり、ゴミの種類ごとに捨てられる曜日や時間が決まっています。

いつ、誰が、何をしているのかを洗い出すことで、どれだけの量の家事を抱えているのか、誰に負担が集中しているか、改善点が見えてきます。

問題点が把握できてはじめて効率化することができるので、まずは家庭内の家事を書き出してみましょう。

すること・しないことを決める

それぞれのライフスタイルや家族のこだわりに合わせて、家事を「すること」「しないこと」「毎日すること」「毎日しないこと」に分類しましょう。

・子どもと犬がいるから掃除機は毎日かけたい

・添加物が気になるから料理は手作りにこだわりたい

・料理は毎日作らずに作り置き・買い置きを活用する

・洗濯物は畳まない・アイロンはかけない

・買い物は週に1回まとめ買いする

家庭内の家事を整理してみると、毎日すること、数日・1週間に1回でよいこと、やらなくてもよい・手抜きをしてもよいことに分類できます。

料理は毎日手作りしていたけど、家族と相談してみたら「作り置きでもいいよ」「大変なら外で食べてくるよ」と楽にできることが見つかるかもしれません。

その上で、買い物はネットスーパーを活用することで自宅に届けてもらったり、毎日の掃除機はお掃除ロボットを使ったり、頻度が高い・負担が大きいものから効率化するとよいでしょう。

ルーティーン化する

朝、顔を洗って歯を磨くように、何も考えずにこなせるように習慣化するのもおすすめです。家事にもルーティーンを作り、複数の家事を一連の流れでできるよう習慣化しましょう。

たとえば、歯を磨くついでに洗面所の鏡を拭いたり、テレビを観ながらカーペットクリーナーでコロコロすることで、掃除する時間を無くしたり減らすことができます。

お風呂に入るときに洗濯機を回す習慣を作れば、あと回しにすることを防止できるだけでなく、家事を溜め込まないことにつながります。

料理を楽にするアイデアやコツ

ここからは、家事のジャンルごとに、具体的な効率化アイデアを紹介します。

家事の中でも料理は献立、買い物、調理、片付けの4工程あり、毎日3食分もあるので負担が大きいものです。

毎日すべてこなすと時間も労力もかかりますが、部分的に作業を減らしたり、まとめてこなすことで効率化が可能です!

買い物はまとめ買い

買い物は移動や混雑時はレジで並ぶなど、意外と時間がかかります。

特に、多くの人が買い物をする夕方や仕事帰りの混み合う時間帯は効率が悪く、帰宅後の家事に余裕をなくす原因にもなります。

買い物は週に1~3回というように、1回の買い物でできるだけまとめて購入する「まとめ買い」がおすすめです。

買い物をする曜日は特売日に合わせてもいいですね。

スーパーに行く際は、一通りじっくり見て買い物をする日と、前もって決めてあるものだけを買い足す日を決めて、メリハリをつけるのもポイントです。

買い物のために出かけるのではなく、何かの用事の際についでに買い物も済ませられるとよいでしょう。

隙間時間で買い物を済ませることができるネットスーパーや生協も上手に利用しましょう。

ミールキットを利用する

手軽な調理で献立が完成するミールキットもおすすめです。

栄養バランスや彩りに考慮された献立が決まっていて、必要な材料が必要な分だけセットになって届けられるので、献立と買い物の2工程を省くことができます。

ほぼ完成しているものや、レシピどおりに作るだけの簡単なものばかりなので、料理が苦手な人や忙しい人にもぴったりです。

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献立をパターン化する

献立を考えるのも意外と大変ですよね。栄養バランスや彩り、家族の好みを考えると意外と時間がかかってしまうもの。

メインや副菜、汁物も含め毎回3〜4品考えるのは大変です!

毎日の献立は品数やジャンルで一定のパターンを作っておくのがおすすめです。

たとえば、和食はご飯と味噌汁を基本とし、メインは肉料理とします。肉料理は牛肉、豚肉、鶏肉、魚を交互にすればOK。和食の日はメインの肉料理だけを考えればよくなります。

週に1〜2回はカレーや丼で1品+汁物の日を作ったり、パスタの日、麺類の日、と決めておくと献立を考える時間がぐっと楽になるでしょう。

メインの肉料理や、スープは3〜5つくらいの定番レシピを持っておくと調理時間も短くなりますよ。

調理済みの食品を利用する

毎回料理を手作りするのではなく、調理済みの食品を利用するのも効率化におすすめ。

・レトルト食品・インスタント食品

・スーパーの惣菜

・冷凍食品

・味付け肉・魚

・カット野菜

レトルト食品やスーパーの惣菜、冷凍食品をおかずの1品に加えたり、カット野菜を使うと調理時間を短縮できます。

味付け肉や魚は焼くだけでメインが完成するので活用するとよいでしょう。

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料理をするタイミングを工夫する

料理の効率化でおすすめなのが料理の作り置きです。

時間が確保できれば、まとまった時間に数日分のおかずをまとめて作り置きしてしまいましょう。

作り置きをしておけば、すぐに料理を出すことができるのはとても大きなメリットです。

作り置きの時間がとれない、作り置きをする時間がもったいないと感じたら、毎日の料理でおかずを少し多めに作りましょう。

余ったおかずを別の日のおかずにしたり、アレンジすると料理が楽になります。

作り置きは自分で作らず、家事代行で「作り置き」を依頼する方法もありますよ!

調理グッズを活用する

料理をするときは便利な調理器具を活用しましょう!

・フードチョッパー

・スライサー

・キッチンバサミ

たとえば、みじん切りはフードチョッパー、輪切りや千切りはスライサーを活用するとあっという間に野菜を切ることができます。

ちょっとねぎを切るときなどはもちろん、キッチンバサミがあれば、たいていのお肉や野菜を切ることができます。

食材の種類や切り方によっては包丁のほうが早いケースもありますが、包丁だけでなく調理器具を併用すると調理時間を短縮することができるでしょう。

調理家電や食洗機を利用する

毎日の料理の負担を減らしたいときは家電もチェックしてみましょう。

下ごしらえから調理まで使える、ブレンダー、フードプロセッサー、電子レンジや、ほったらかしで料理をしてくれる、電気調理鍋や電気圧力鍋など、さまざまな調理家電が発売されています。

電子レンジは多くの家庭にあるかもしれませんが、温める以外の機能がついた電子レンジにグレードアップすると調理の手間を減らせるかもしれません。

設置場所が確保できれば、食洗機を導入すると片付けができるだけでなく洗い物時の節水にもつながりますよ。

調理家電はキッチンのスペースを圧迫することもありますが、ライフスタイルに合わせて活用できそうなものを取り入れてみるとよいでしょう。

調理器具や食器にこだわる

調理器具や食器の選び方も料理の効率化には大切です。

安いからと購入したフライパンが、焦げついたりこびりつきやすかったり、ということはありませんか?表面の加工が劣化した場合も同様に、調理器具のお手入れがしづらいと洗うときにも手間がかかりイライラの種に。

また、プラスチックの保存容器は臭いや汚れが落ちにくく、洗うのに時間がかかるため、ガラスの保存容器がおすすめ。

調理器具や食器類は、テフロン加工や撥水加工など汚れが落ちやすいものを選ぶと洗うのが楽です。

ワンプレート食器は洗い物が少なくて済むメリットもありながら、使うだけでおしゃれなものもあるので上手に活用したいですね。

家族が気にならなければ、箸などのカトラリーを同じもので揃えてしまうとテーブルセットの手間が減りますよ。

収納を工夫する

冷蔵庫内やパントリー、食器棚が整理されておらず使い勝手が悪いと、探す手間や取り出す手間がかかり、効率が悪くなります。

食器や食料品も重ねずにたてて収納すれば、見やすく取り出しやすくなるでしょう。

コップ類も、ボックスを利用し引き出し式にすると奥のものも楽に取り出すことが可能です。

見やすく整理された収納は、買い物前のストックチェックもスムーズになるだけでなく、賞味期限切れの防止にもつながります。

ちょっとした工夫で料理や片付けが楽になるので収納にもこだわってみましょう!

水切りかごや三角コーナーを使わない

水切りかごや三角コーナーを洗う作業にストレスを感じている人はいませんか?

水切りかごは、水切りマットに変えるという選択肢があります。水切りマットは洗濯機に入れて洗濯することができ、置き場所もとりません。

生ゴミは食材が入っていた袋やビニール袋などに入れてゴミ箱に入れることで、三角コーナーをなくしてしまうアイデアも。

キッチン周りが広く使えるようになり、ヌメっとした三角コーナーを洗わなくてよくなりますよ。

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