片付けのハードルを下げる方法①定位置を決める
片付けのハードルを下げる方法の1つ目は、「定位置を決める」ことです。
実は、片付けられない最大の原因は、モノの定位置が決まっていないから。
片付ける場所が決まっていないから、その時々で適当にモノを置いてしまいます。
また、片付ける場所が明確に決まっていないと、そもそも片付けに対するモチベーションが上がりませんよね。
そこでまず、片付けの最初のステップとして「定位置を決める」ことがとても大切。
定位置を決める際は、漠然と「リビングテーブルの上らへん」とかではなく、「テレビのリモコンの置き場所はソファー横に設置したケースの中」、「読みかけの本や雑誌の置き場所はテレビ横のカゴの中」など明確に決めましょう。
片付ける場所が明確になることで片付けやすくなり、片付けに対するモチベーションも上がりますよね。
次に使いたい時もどこにあるかすぐにわかります。
「モノの定位置を決める」ことは、片付けのハードルを下げるための土台づくり。
この後の「片付けのハードルを下げる方法②③」と組み合わせることで、頑張らなくても片付けできる環境になりますよ。
片付けのハードルを下げる方法②アクション数を減らす
片付けのハードルを下げる方法の2つ目は、収納にかかる「アクション数を減らす」ことです。
アクション数とは、「①扉を開ける⇒②モノを取り出す⇒③扉を閉める」など、作業をするために必要な動作の数のこと。アクション数が多いほど、片付けるのが大変な収納と言えますよね。
特にモノを取り出す際は、そのモノを使いたいという目的があるため、煩わしくてもできますが、片付ける際は面倒になって元に戻せないことが起きやすいです。
そこで、収納にかかる「アクション数を減らす」ことで、片付けのハードルを下げることができます。
最もラクな方法は、1回のアクションで片づけられる1アクション収納。具体的には、「置くだけ」「掛けるだけ」などの方法です。
とても便利な方法ですが、何でもかんでもこの方法にしてしまうと、お部屋が雑多な印象になったり、掃除の手間がかかったりする可能性があります。
そのため、毎日使うキッチンツールや体温計など、よく使うモノだけに絞って1アクション収納を取り入れるのがオススメです。
実際に、筆者宅でも体温計の収納方法を見直して1アクションでできる収納方法に変えたら、体温計の置きっぱなしや紛失がなくなりました。
すべてのモノを1アクションにする必要はありませんが、よく使うモノのアクション数は「3回まで」を意識すると、片付けのハードルが下がり、頑張らなくても片付けできるようになりますよ。
配信: michill(ミチル)