食べ合わせが良い組み合わせの例【悪いものばかりじゃない】
反対に「食べ合わせが良い」とされている食べ物はどのようなものがあるのでしょうか。
あくまで一例ではありますが、知っておくと得する情報をお伝えします。
うなぎ×ねぎ
ねぎに含まれる硫化アリルは、うなぎのビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。
ビタミンB1は糖質の代謝を助けるため、不足することなく補いたい栄養素です。
硫化アリルはねぎだけでなく、玉ねぎやにんにくにも含まれます。
硫化アリルは加熱に弱い成分のため、うなぎと組み合わせるときは生の状態で取り入れると良いでしょう。
ほうれん草×卵
ほうれん草と卵を組み合わせることで、ほうれん草に含まれる鉄やビタミンAの吸収を卵が助けてくれます。
ほうれん草に含まれる鉄は、ビタミンCや動物性たんぱく質とあわせて摂ることで吸収率が高まります。
また、ビタミンAは油と一緒に摂ることで吸収が良くなるため、動物性たんぱく質と脂質を含む卵の組み合わせは良い、というわけです。
卵以外にも、動物性たんぱく質や脂質を含む肉類でも同じ効果が期待できます。
納豆×オクラ
食物繊維が豊富な食べ物同士である納豆とオクラの組み合わせは、腸内環境を整えて腸をきれいにしてくれる食べ合わせです。
ねばねば食材で相性が良いこともあり、おいしく食べられるのも良いところ。
ほかにも食物繊維が豊富なめかぶ、発酵食品であるキムチなども納豆と良い食べ合わせです。
「食べ合わせが悪い」の多くは迷信。おいしい組み合わせを楽しんでOK!
今回の記事では、「食べ合わせが悪いといわれている組み合わせ」について、栄養学も参考にしながら管理栄養士が解説しました。
食べ合わせが悪いといわれているのは、昔からの迷信であったり、栄養が減ってしまったりなどの通説がほとんどです。
気にしすぎる必要はないため、安心しておいしく食べられる組み合わせを楽しみましょう。
配信: トクバイニュース