【ミシュラン常連店】旬のレタスと「え、パクチーの根っこ⁉」で絶品炒飯作ってみた!【野菜使いの裏ワザ】

【ミシュラン常連店】旬のレタスと「え、パクチーの根っこ⁉」で絶品炒飯作ってみた!【野菜使いの裏ワザ】

冷凍食品のストックあるあるで、餃子についでありそうなのが「冷凍炒飯」ではないですか? あ、冷凍ピラフもあるあるですが。で、先日テレビ番組『ジョブチューン』を見ていたら、冷凍炒飯のアレンジレシピ対決をやっていました。新進気鋭な4人のシェフによるガチバトルの結果、こちらのレシピが第1位の栄冠に輝きました。シェフは野菜調理が得意な方で、ナント!”パクチーの根っこ”を使うという驚きのレシピを披露したんです…。

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材料はたったこれだけ!しかも調理時間は15分!

【材料】※1人分
・あおり炒めの焼豚炒飯…1/2袋(225g)
・パクチーの根っこ…5株分
・ゴマ油…大さじ1
・レタス…100g(3枚程度)
・アンチョビペースト…10g
・レモン…1/8個
・白いりゴマ…適量
・ナンプラー…小さじ1/2

【作り方】※調理時間:15分
1.耐熱皿に冷凍炒飯を盛り付けて、600Wの電子レンジで4分加熱します。

※500Wなら1.2倍の5分弱、700Wなら0.8倍の3分強加熱です。

2. パクチーの根っこを斜めに切ります。太い部分は半分に切ります。

3.レタスは繊維に沿ってまず縦半分に切り、太めの千切りにします。

※レタスは繊維が縦に入っているので断ち切るように横に切ると、噛んだときに歯に当たらず、食感がよくなります。

4.フライパンにゴマ油を引いて、パクチーの根っこを弱火で軽く炒めて取り出しておきます。

※細い部分と太い部分は火の通りが違うので、先に太い部分から入れましょう。炒め過ぎないのがポイント!

5.ゴマ油を捨てずにそのまま4のフライパンでアンチョビを炒めます。香りが出てきたらレタスと取り出しておいた4のパクチーの根っこを入れて強火で15秒炒めます。

※アンチョビは弱~中火で油と混ぜるように炒めます。ここでアンチョビが油全体に広がっていないと、レタスを炒めるときに均等になりませんので、一度火を止めて、アンチョビを油と混ぜてから火を入れてもOKです。

6.加熱しておいた炒飯に炒めた5の具を乗せ、レモンを搾り、いりゴマとナンプラーをふりかけて完成です。

※レモンは皮を下に向けて搾ります。皮にある油胞というブツブツがつぶれて、中に入っている精油が一緒にかかり、果汁だけよりも香りが多くなります。ナンプラーは風味が強いので、一気に回しかけるよりも食べながら少しずつふりかけて、好みの味に調えるのがおすすめです。


この料理は、とにかく準備と手際が大事ですので、使う順に材料を手元に並べて置き、手を止めないのがポイントです。特にレタスを炒めるところから最後までは、一気に仕上げます。レタスは本当に15秒で充分です。炒めた余熱と、温めた炒飯の熱がどんどんレタスに伝わりますので、作ったらすぐにひと口食べてみてください。

シャキシャキのレタスとアンチョビの味、そこへパクチーの根の食感と香りが加わって、中華であるはずの炒飯に、エスニックな風味がトッピングされた、癖になる味に仕上がってます。レモンが全体を引き締める役目であることも忘れてはいけませんね。

このメニューを考案した棒澤(はんざわ)知弥さんは、今回の出演者で最多の7年連続でビブグルマンに選出された神楽坂にある「中国菜 膳楽房」のオーナーシェフです。野菜の扱いが得意で、今回は旬のレタスとパクチーの根っこだけを使うところがポイントです。

パクチーはセリ科の植物で、βカロテンやビタミンC、ビタミンEといった抗酸化作用のある栄養が豊富な野菜と言われています。パクチーの根は葉の部分より香りがやわらかく、加熱するとゴボウのような食感が楽しめますので、根っこのついたパクチーが手に入ったら、捨てたりせずにぜひ試してみてください!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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