ゴーヤーはさっと炒めてチャンプルーがわが家の定番。でも、暑い日はコンロ前に立つのも億劫で…。そんな時は国際中医師で管理栄養士でもある植木もも子さんの”薬膳ナムル”レシピ「ゴーヤーと韓国のりのナムル」がおすすめ!薬膳ナムルとは、薬膳と栄養学を学んだ植木さんが独自に考案したもので、味はもちろん体にも優しいおかずなんですって。期待値マックスで作ってみましたよ~!
【薬膳ナムル】火照った体をクールダウン!「きゅうりの中華風ナムル」【国際中医師:植木もも子さん考案】
”薬膳”と聞くと、特別な食材がないと作れないんじゃ…とちょっと不安になりますが、植木さんのレシピは旬の野菜を使い、その食材の性質に合った調理法を選ぶだけ。旬の食材でいいんだ!と一気に親近感がわきました。
ゴーヤーはビタミンやミネラルが豊富で、疲労回復や夏バテを防止する働きも。暑さで疲れやすい夏にぴったりな野菜です!
「ゴーヤーと韓国のりのナムル」
材料(作りやすい分量)
ゴーヤー…1本(250g)
刻み韓国のり…好みの量
〈A〉
にんにく(みじん切り)…小さじ1
コチュジャン…小さじ1
ゴマ油…小さじ2
作り方
1. ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンを使ってわたと種を取る。
2. 薄切りにし、塩少々(分量外)を振って揉む。
10分経つと、ゴーヤーから水分がしっかり出ています。
3. 2を水で洗い、水気を絞る。
水気はしっかりと絞りましょう。まずは手を使って、ギューッ!
そしてさらにキッチンペーパーを使ってギューッ!
こうすると、作り置きしても水っぽくならずにおいしさがキープ出来ますよ。
4. ボウルにAを混ぜ合わせ、3を加えて和える。
5. 韓国のりを散らして完成。
ゴマ油とにんにくの香りが食欲をそそります。では、いただきま~す!
ゴーヤーのパリパリッとした歯ごたえに、コチュジャンのピリッとした辛みがよく合います。さらに、韓国のりの香ばしさと塩気が素晴らしいアクセントになっていて、想像以上のおいしさです!
ご飯にも合いそう…というわけで、卵黄を乗せて白ゴマをパラパラッと振れば、即席ゴーヤー丼の出来上がり!
ひと口ほおばると…
とろ〜り濃厚な卵黄がナムルのほろ苦さと辛さをやさしく包み込んで、至高の味わい。これなら夏バテで食欲がない時にも、モリモリいけそうです。
これからの季節に、ぜひ作ってみてくださいね!
※本記事は植木もも子著『薬膳ナムル手帖』から一部抜粋・編集しています。
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植木もも子さん
国際中医師、国際中医薬膳管理師、管理栄養士。「おいしく、賢く、楽しく、健康に」をモットーに、体と心を癒やす日々のレシピを雑誌や書籍、テレビ、広告などに提供中。また、薬膳と栄養学の両方をとり入れた季節の料理教室も主宰している。韓国料理も大好きで、とくにナムルは自身の食卓に欠かさない。近著『薬膳ナムル手帖』(家の光協会)。
配信: あたらしい日日