朝にほっこり温まるスープを飲もう!
夏は高い気温と湿度のせいで、冷たい飲食物をとり過ぎてしまったり、冷房が効いた場所に長時間いてしまったりして、体が冷えがち。
冷えは疲れやすさや頭痛、腰痛など不調の原因になるので、夏も“温活”を心掛けたいところです。
そこで、おすすめなのが朝ごはんに「温かいスープ」を食べること。朝は一番体温が低い状態にあって、空腹で血糖値も下がっています。体を温めながら栄養素を補給できるスープを食べれば、内側からじんわり温まってスムーズに動き出せますよ。
また、体が温まると気持ちもほぐれるので、忙しいときこそ、スープでほっと一息ついてみては?
朝スープにおすすめのおいしいアイデアをご紹介します!
今朝はどのスープにしましょうか?
余り野菜でも作れる「ミネストローネ」
ミネストローネは“具だくさん”という意味のイタリアの野菜スープ。主にトマトを使いますが、決まったレシピはありません。
@higucciniさんは、半端な野菜を集めて具だくさんに。野菜の旨みと栄養がたっぷり溶け込んだスープは、体が喜ぶ最高のごちそうです。
トマトの酸味ときれいな赤色で、体もシャキッと目覚めそうですね。冷蔵庫の中に野菜が余っていたら、ミネストローネにしてみてはいかがでしょうか。
キャベツとソーセージのカレーコンソメスープ
朝は何かと忙しいから、サッと作れるものがうれしいですよね。
@tomokeetaitoさんの「キャベツとソーセージのカレーコンソメスープ」は、材料を切ったら水や調味料と一緒に鍋に入れて火にかけるだけ。あとはほったらかしでできちゃうんです。
ソーセージの旨みが良い出汁になって、キャベツがモリモリ食べられます。カレー粉のスパイシーな香りが食欲をそそるので、夏バテぎみのときにも良さそうです。
材料(2人分)
・キャベツ……1/4玉(200g)
・ソーセージ……6本
【A】
・水……650ml
・コンソメ顆粒……大さじ1
・カレー粉……小さじ1
・塩……小さじ1/2
作り方
1. キャベツはザク切りにする。ソーセージは斜め半分に切る。深めのフライパン又は鍋に、キャベツ・ソーセージ・Aを全部入れる。
2. かき回したらフライパン又は鍋に蓋をし、強火でキャベツが柔らかくなるまで火にかける(途中で1回かきまわす)。
レシピ出典:Instagram(@tomokeetaito)
ミニトマトの酸辣湯
酸味と辛味が効いた中華料理のスープ・酸辣湯(サンラータン)。すっぱ辛い味わいは、夏にぴったりのおいしさです。
@_____egggggさんは、ミニトマトと卵の材料2つで酸辣湯に。
【ざっくりレシピ】
①半分に切ったトマト・鶏がらスープの素・醤油を火にかける
②トマトに火が通ったら水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
③溶き卵を回し入れる
④お酢・辣油を加えて混ぜる
⑤お好みでブラックペッパーやコショウをふる
お酢とトマトの酸味がマッチして、暑い日でもさっぱりといただけます。体も心もシャキッとさせたい方は、お酢を多めでどうぞ。
トマトと人参のスープ
@swimmy_rinさんの「トマトと人参のスープ」は、トマトとにんじんを炒めたら、味付けは塩とクミンだけとシンプルに。
野菜は弱火から中火ぐらいの火加減でじっくり炒めて、野菜のおいしさを引き出すのがポイントです。
素材の味をいかした滋味あるスープは奥深くて、毎日でも食べたくなるおいしさがあります。
プゴク
韓国家庭料理として親しまれている「プゴク」は、プゴ(干しスケトウダラ)を入れて煮込んだあっさり味のスープ。栄養価が高く、美肌効果もあると人気です。
作り方は、プゴをそのまま沸騰したお湯に入れて味付けするほか、プゴをごま油で炒めてから煮込んでも。具材は豆腐や溶き卵、ネギ、ダイコン、モヤシなどを入れてもおいしいですよ。
@yo.hoso.15.gohanさんは生のタラと薬味をたっぷり入れて。体がしっかり温まるから、代謝アップも期待できそう。ごはんを入れて雑炊風にするのもおすすめです。
生ハムとゴロゴロお野菜のポトフ
フランス語で“火に掛けた鍋”という意味を持つ「ポトフ」。大きく切った肉や野菜に香草を加えて煮込んだ、フランスの素朴な家庭料理です。
@asatisstakaさんのポトフは、お鍋に生ハムと蕪、芽キャベツ、じゃがいも、にんじん、トマト、セロリ、玉ねぎ、エリンギ、シメジを入れてコトコトと。
さらにチーズをのせて、レンチンで作った温卵をのせたら出来上がりです。生ハムから良い出汁が出て、塩気も良いアクセントに。
カリカリに焼いた塩パンと一緒に味わえば、朝から元気がモリモリわいてきそうです!
旬のとうもろこしで作るコーンクリームスープ
時間に余裕のある朝は、旬のとうもろこしを使ったスープを作ってみては?
@akicocoakicoco2さんの「コーンクリームスープ」は、とうもろこしの芯も一緒に煮込んで旨みたっぷり。丁寧に濾すことで口当たりが良く、やさしい味わいのスープになります。
コーンクリームスープは、ほかのスープと比べてカロリーや糖質が高め、気になる人は、牛乳と生クリームの代わりに豆乳を増やすなど、調整してみてくださいね。
材料(4人分)
・とうもろこし……3〜4本
・バター……20g
・水……300cc
・コンソメキューブ……1個
・成分無調整豆乳 または 牛乳……300cc
・生クリーム……200cc
※ 生クリーム無しで成分無調整豆乳(牛乳)500ccでもOK
・自然塩……小さじ1/2
作り方
1. 皮を剥いたとうもろこしは2〜3等分に切り、包丁で粒を削ぎ落とす。
2. 鍋にバターを入れて中火にかけてバターを溶かす。
3. バターが溶けたらとうもろこしを入れて4〜5分炒める。
4. 水とコンソメキューブを入れて、上にとうもろこしの芯を置き、沸騰したら蓋をして弱火にして10〜15分蒸し煮にする。
5. 芯を取り出してからブレンダーかミキサーで滑らかになるまでしっかり撹拌する。
6. ボウルに重ねた目の細かいザルに少しずつペーストを入れて、スパチュラを押しつけながら水分を下に落として濾す。
※濾したペーストをもう一度撹拌すればさらにクリーミーに。
7. 濾したペーストに豆乳(牛乳)と生クリーム、自然塩を加えてよく混ぜる。
8. 冷製にする場合はこのまま冷蔵庫で冷やす。温製にする場合は沸騰直前まで中火で温める。
ポイント
・とうもろこし4本だと濃度がしっかりします。3本だとややサラッとした感じに仕上がります。
・ザルできちんと濾すことで皮が口に残りません。濾したあとのペーストをもう一度撹拌すればさらにクリーミーな仕上がりになります。
・とうもろこしの甘みを生かして優しい味付けにしています。濃い味がお好みの場合は自然塩を増やして調整してください。
・バターを太白ごま油や米油に生クリーム無しか生クリームを植物性生クリームに、コンソメキューブを野菜ブイヨンに変えれば、ヴィーガン対応になります。
レシピ出典:Instagram(@akicocoakicoco2)
配信: おうちごはん