
●お弁当の準備をしないママ友
ママ友Bと子どもたちとでお花見をすることになったAさん。「お弁当や飲み物は各自で」とあらかじめ約束していたのだそう。しかし、当日の朝早くにママ友Bからメールが。「お弁当作れないかも…」という内容だったので、「ウチの分はもう作ってある。屋台で買うかお弁当屋さんで買えば?」と提案。その後返信はなく、仕方なく現地に向かい合流し、さっそくお弁当…と思いきや「ほんとにウチの分ないの?」とママ友B。「自分から誘ったのに、こんな扱いする人だとは思わなかった!」と逆ギレして帰って行ったそうです。
●ノンアルママ友会でも周りは酔っ払い!
トラブルはママ友との間だけではありません。最近では、子連れなうえに昼間ということもあり、お酒を控え、ジュースやノンアルコール飲料で済ませるママも多いようです。しかし、周りの見物客は違います。大混雑するなか、ベビーカーで道をふさいでしまったり、いくら注意していても子どもが人にぶつかってしまったり。普段は広い心で受け止めてくれる人たちも、お酒も入っているせいかケンカ腰に文句を言ってくることもあるそう。
●ママ友グループは肩身が狭い?
普段は禁煙スペースやベビーカーOKのママに優しいお店も、お花見の時期だけは反対にベビーカーNGにすることもあるのだとか。またお花見の会場は使えるトイレが限られていたり、ゴミ箱が撤去されていたりします。場所がないので仕方なくシートの上でオムツ替えをすれば、隣のグループからブーイング。子どもがはしゃいでいれば「うるさい!」と一喝。お花見会場にはたくさんの人が集まるので、赤ちゃんや小さい子どもに理解がある人ばかりではありません。むしろ、いつもよりも冷たい視線をむける人が多いのが実情です。
ママだってみんなと同じようにお花見を楽しむ権利はあります。周りに気を遣って我慢するのではなく、対策を練ってから行くのが◎。事前にお花見シーズンのトイレ事情や周辺の状況をしっかりリサーチして、楽しい思い出が作れたらいいですね。
(文・明日陽樹/考務店)