先日のお昼の情報バラエティ『ヒルナンデス』では、サバ缶を使った有名シェフの自宅めしバトルが繰り広げられていました。その中で”焼肉界のカリスマ”と言われる森田隼人シェフが提案したのは、お題がサバ缶なのに「肉詰め」仕立てと摩訶不思議~なレシピ。でも、格安のひき肉が高級和牛にランクアップする裏ワザには肉のプロたるアイデアが光り、グイグイ引き込まれちゃいました。というわけで、さっそく作ってみましたよ♪
「生ピーマンの肉詰め」作ってみた!「生」です!ピーマンが”パリッパリになる”調理の裏ワザ”も披露!
サバの味噌煮缶とひき肉のパプリカ詰め
森田隼人シェフは都内で複数店舗の焼肉店を運営する六花界グループの代表兼総料理長を務める「肉のプロ」。肉の鬼才とも呼ばれている有名シェフです。しかし今回はお題がサバ缶ということで、アウェイ感強めで不利かな~と思いきや、肉と魚を融合させたアイデア満載のレシピを提案してきました!
なかでも格安のひき肉が高級和牛並みの味わいになる裏ワザにはびっくり!そのヒミツは…”牛脂”にあるんですって!
そう、精肉コーナーに置いてある無料でもらえるあの牛脂です。
材料(2人分)
パプリカ…1個
牛ひき肉…80g
牛脂…適量
サバ缶(味噌煮)…1/2缶
玉ねぎ…1/4個
ミニトマト…6~7個
パン粉…適量
卵黄…1個
ピザ用チーズ…適量
片栗粉…適量
下準備:玉ねぎはみじん切りに、ミニトマトは輪切りにする。
作り方
1. パプリカは半分に切り、ヘタとワタを取り、内側に片栗粉をまぶす。片栗粉が肉だねとピーマンをくっつける”のり”の働きをします。
2. 牛ひき肉にカットした牛脂を加え、潰すように混ぜ合わせる。肉の旨味を閉じ込めるため、「ここで塩は加えないことがポイント!」(byシェフ)
3. 2に玉ねぎ、パン粉、卵黄を入れ、軽く混ぜる。わたしはここで、塩(分量外)をふりました。
4. パプリカに、3を押し広げるように隙間なく詰める。肉は加熱すると縮むので、肉だねを押し込むようにみっちり詰めましょう。
5. ラップで包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。
6. ボウルにサバ味噌煮缶を入れてほぐす。汁は残しておく。
7. 加熱したパプリカの肉詰めにサバ缶の煮汁をかけ、なじませる。
8. ほぐしたサバ缶の身をのせ、トマト、ピザ用チーズをのせる。
9. オーブントースターで6分加熱して完成。
わが家にはオーブントースターがないので、オーブンを240℃に余熱してから7分焼きました。ご家庭のオーブンによって違いがあるかと思いますので、様子を見ながら加熱してみてください。
いつもの食材でも自宅めしのランクは上げられる
きれいな色味で気分も爆上がり!
では、いただきまーす♪
う、うま…。
肉だねをみっちり詰めたおかげでスカスカ感もなく、肉肉しいです。近所のスーパーで購入した格安のひき肉なのにジューシー!これが牛脂効果なのね~。
肉詰めに味噌煮? と恐る恐るサバ缶の煮汁をなじませたので、ちょっと量が少なかったかな~。ここは思い切りかけていい!と強く断言。コクが全然違います!
みそ、トマト、チーズと、旨味のもと(旨味成分グルタミン軍団)をこれでもかと重ねているので、おなじみの食材だけなのにすごく手の込んだ料理をいただいているような、深い味わいです。
さすが有名シェフの家メシは一味違う。でもこれで1人前192円なんですよ。材料費は抑えても、コツさえつかめば家メシは確実にランクアップすることを知りました~♪
【あわせて読みたい】
「生ピーマンの肉詰め」作ってみた!「生」です!ピーマンが”パリッパリになる”調理の裏ワザ”も披露!
疲れてHPゼロでもOK♪ほったらかし調理の「極上の鶏むねチャーシュー」がパサつきゼロで極上すぎた!見た目もゴージャス!
【調理の裏ワザ】”あの粉”を入れるだけで…肉汁ドバドバな「ハンバーグ」になる裏ワザを試してみた!
配信: あたらしい日日