納豆を取り入れる際の注意点
納豆を取り入れる際に気をつけたいことは「食べすぎ」です。
身体に良いからと1日に何パックもとってしまうと、栄養素や成分の摂りすぎに繋がります。
カロリー、脂質、大豆イソフラボンのほか、痛風の原因になるプリン体も過剰摂取となる恐れがあります。
どれも1日1パックであれば過剰摂取の心配が少なくなりますので、1日1パック程度を心がけましょう。
薬との食べ合わせに注意
ワーファリンという経口抗凝固剤を服用している方は、納豆の摂取が禁忌となっています。
納豆に含まれるビタミンKは血液を凝固させる作用があり、また納豆菌が腸内でビタミンKを産生するため、血液をサラサラにするワーファリンの効果を妨げてしまいます。
納豆を食べた影響は数日続くといわれるため、間隔を空けても食べることはできないとされています。
薬との食べ合わせについて、心配な方は医師や薬剤師に必ず相談しましょう。
※参照:独立行政法人医薬品医療機器総合機構「くすりQ&A 食品とくすり」
栄養豊富な納豆、ぜひ毎日の食事に取り入れて!
今回の記事では、「納豆の栄養」について管理栄養士が解説しました。
納豆は栄養豊富なほか、納豆菌やナットウキナーゼなど、健康づくりに良い働きが期待できる成分をさまざま含んでいます。
取り入れる場合は1日1パックを目安にし、ほかの食べ物もバランスよく組み合わせ、健康づくりに役立ててください。
配信: トクバイニュース
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