自家製「干し芋」作りに挑戦!
今回、大量に購入したさつまいもを使って、夏の干し芋作りに挑戦しました!
「干し芋」は、明治41年から製造が始まり約100年もの歴史があるようです。冬の寒い時期に乾燥するのが一般的ですが、梅雨明けの晴天を狙い一気に作ってみました。
今回は、糖度が高く、熱を加えるとしっとりとした食感になるのが特徴の「紅はるか」を使いました。
お買い得なさつまいもが、たった1日にして高級干し芋に変身する様子をぜひご覧ください(笑)。
寝る前にさつまいもを蒸して皮を剥き、ラップで巻いておくと、翌朝には包丁でも簡単にスライスできる適度な硬さになります。
スライスしたさつまいもを、早朝から日が落ちるまで時々返しながら乾燥させていきます。
干物網が無かったので、倉庫に眠っていたカニ取り用網かごを活用しました(笑)。
ポイントは、いもが傷まないように、晴天の日に乾燥させること。
一気に干すことで、中はしっとりの半生タイプに仕上がります。
いも同士がくっつかない程度に間隔をあけ、表面がさらっと乾燥したら取り込みOKです。
乾燥させたいもをちょっとかじると、「甘っ!」と思わず声に出してしまうくらいに甘みが凝縮され、もちねちっとした食感になりました。
空気が入らないよう丁寧にラップし冷凍庫に保管すると、小出しに使えて便利です。糖度があり、冷凍しても硬くならず、しなりのある弾力さもちゃんとキープしてくれます。
自家製干し芋でスイーツ作り!
この自家製干し芋はそのまま食べてももちろんおいしいのですが、今回はスイーツにアレンジして楽しんでみましたので、こちらもご紹介します。
干し芋のバターソテー~アイスクリーム添え~
フライパンで干し芋を軽く焦がす程度にバターソテーするだけで、濃厚な甘味が際立ちます!
せっかくなので、バニラアイスに刻んだ干し芋も混ぜてみましたが、こちらもおいしい~!!
干し芋のヨーグルト和え&紫いもパウンドケーキ
バニラアイスとの相性がよかったので、ヨーグルトにも混ぜてみました。
こちらも、干し芋の甘みを感じることができ、とってもおすすめですよ~。
そして、ヨーグルト和えだけではもの足らず、紫いものパウンドケーキも作ってみました。
パウンドケーキには、いも自体の甘みがあって繊維質が気にならないのが特徴の「パープルスイートロード」というさつまいもを使いました。
生地には、つぶしたいもと角切りにしたいもを合わせることでシックな色合いとなり、上品な味わいに仕上がりました。
配信: おうちごはん