夏野菜の王様「トマト」
今の季節においしい野菜といえば「トマト」。
生で食べても、火を通して食べてもおいしく、真っ赤な見た目からも元気をもらえますよね。
今では、一年中スーパーなどで手に入れることができる野菜となりましたが、日本での露地栽培の旬は6月~8月。夏野菜といえばトマト!というイメージを抱く方も多いはず。
本来トマトは高温多湿に向いていないため、実は味的に最もおいしい時期は春から初夏の時期と秋なんだそう。
ということは、今もおいしいトマトたちは、秋になるとますますおいしくなっちゃうということですね! まだまだトマトを楽しめる時期が続くなんて嬉しいなぁ~。
ということで、今回は今まさに旬の時期を迎えているトマトのおいしい味わい方について、生産者さんに直々に教えていただきました。
生産者から直接食材が購入できる産直通販サイト「食べチョク」 さんとのコラボレーションでお届けします。
レシピを教えてくれる生産者さんは
miuトマトの飯田農園
今回ミニトマトのとっておきレシピを教えてくださったのは、有機栽培で日本一おいしいミニトマトを目指す「飯田農園」のみなさん。
愛知県名古屋市と一宮市にて、唯一の有機JAS認証農家として幻のトマトと言われる有機栽培高糖度ミニトマトを栽培しています。
安心安全!ホンモノのオーガニックミニトマト
飯田農園の園主さんが農業を始めたのは2010年。
元々はサラリーマンとしてお勤めでしたが、お子さんが先天性の病気を持って生まれたことがきっかけとなり、お子さんに安心できる野菜を食べさせたいとの思いで脱サラして就農されたんだそうです。
だからこそ、有機栽培には徹底的にこだわり、ホンモノのオーガニックミニトマトを栽培しています。化学農薬、化学肥料を一切使用せず、審査基準の厳しい「有機JAS認証」を取得。安心安全なオーガニックミニトマトのみを大切に育てています。
ちなみに、トマトの栽培を始めたのは、ご自身の大好物だったからだそうです!
袋培地栽培
飯田農園では、大型の袋に有機肥料を混ぜた土を入れて苗を植える「袋培地栽培」と呼ばれる農法でトマトを育てています。
根域を制限することで、成長して伸びた根が袋から出たくても出られないという負荷を与えます。
この根域制限の負荷と厳格な水分量の調整によって、次世代に栄養を残すべく実の方に栄養がしっかりと届くようになり、より甘くおいしい唯一無二のトマトになるんだそうです。
海の恵みを蓄えた真っ赤な高糖度トマト
飯田農園では、化学肥料を一切使用せずにミニトマトを栽培しています。栄養分としては、カツオとコンブが主体の米ぬか肥料を与えているとのこと。
海の幸を肥料にしているので、栽培しているミニトマトの名前は『miu(みう)トマト』。海(うみ)を逆さにして名付けたんだそうですよ。
有機栽培で日本一おいしいミニトマトを目指して、日々大切に育てていらっしゃいます。
配信: おうちごはん