レモン以外でもできるかな?
カッテージチーズ作りに欠かせないのが、牛乳とレモン(または酢)。
牛乳のたんぱく質に含まれているカゼインという成分の粒子はお互い反発しあう特徴がありますが、レモンや酢など酸性のものを加えることでカゼインの粒子がくっつき始めて、固まったものがカッテージチーズになります。
レモン以外の酸っぱいものでも固まるのかな? と思ったmicoは、自家製のKombucha(コンブチャ)とりんご酢ときび砂糖で作った赤紫蘇シロップを使って、カッテージチーズを作ってみることに。
分量は250mlの牛乳に対して、レモン汁大さじ1、Kombucha大さじ2、赤紫蘇シロップ大さじ2をそれぞれ加えてみました。
▲左から牛乳+レモン、牛乳+Kombucha、牛乳+赤紫蘇シロップ
できあがったものを比べてみると、Kombuchaと赤紫蘇シロップを加えたものはレモンの時のよりも固まり方が弱く、ホエー(分離した水分)もほぼ牛乳の色でしたが、なめらかな食感でほんのり甘みがあり、フロマージュ・ブランのような味わいでおいしかったです。
できあがり量としてはレモンで作った時の半分くらい弱ではありましたが、Kombuchaでも赤紫蘇シロップでも同じ作り方で簡単にできたので、次は柚子やバルサミコ酢などでトライしてみたいと思います。
アレンジを楽しんでみよう!
プレーンのままでもおいしいカッテージチーズは、ほのかな酸味とあっさりとした味わいでお好みの材料を合わせたり、料理に活用したり、さまざまなアレンジが楽しめます。
今回はこの時期におすすめの手軽に作れておいしい、夏野菜のカッテージチーズ焼きをご紹介します。
夏野菜のカッテージチーズ焼き
材料
・トマト、なす、ズッキーニ……耐熱皿の大きさに合わせてお好きな分量
・オリーブオイル……適量
・塩胡椒……適量
【A:作りやすい分量】
・カッテージチーズ……50g
・パン粉……10g
・お好きなハーブ(イタリアンパセリ、バジルなど)……1~2枝
作り方
1. トマト、なす、ズッキーニは約5mm厚くらいの輪切りにし、耐熱皿に交互に敷き詰める。ハーブはみじん切りにし、Aの材料を混ぜ合わせておく。
2. 1に塩胡椒をふり、全体にオリーブオイルを回しかけ、Aをのせる。
3. トースターで10分ほど焼いて完成。(野菜がしんなりして、パン粉の表面に焼き色がつけばOK)
カッテージチーズ入りのパン粉がうまい!
Aのカッテージチーズパン粉がおいしいので、お好きな野菜にのせて焼いてもおいしいし、鶏ささみを開いたところにのせて焼いてもおいしかったです。ハーブは多めに入れるのがおすすめ!
このカッテージチーズパン粉だけを焼いてもおつまみになるかも。野菜に塩を振ってるのでカッテージチーズパン粉には塩を入れていませんが、鶏ささみなどにのせる時やそのままこれだけを焼く時は塩をひとつまみ加えるとなおおいしいです(by まい姉)。
配信: おうちごはん