「その時間」が与えた感情が悲しい…
@anzushibalog
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仲間外れにされた1か月、あんずさんは耐えました。きっと困惑し不安で寂しい時間だったでしょう。そして、突然仲間外れが終わり、またいつも通りの生活に…!とはいかないところが一番悲しいと筆者は感じます。
表面上は元通り友人たちと楽しく遊ぶように見えるあんずさん。ですが、あんずさんの本心は友人を信頼できないままです。友達はなんとなく楽しい遊びのつもりだったのかもしれませんが、あんずさんの心はこの1か月で大きく傷がついてしまいました。
この漫画ではその後の友達との交流についても触れています。卒業式の日、「心が渇いていた」というあんずさん。少し大人びて見えてとても胸が苦しくなりました。
このように傷つけられた側は急に思い出して完全に忘れることはできません。でも、傷つけた側は…?ささいな思い出として忘れていることでしょう。もしこれが、わが子であったら、と考えました。もちろん、傷ついてほしくはありません。ですがそれ以上に、無自覚に傷つける側には絶対になってほしくありません。
当時の記憶がよみがえり、子どもに伝えていきたいことを改めて考えさせられる漫画でした。仲間外れは楽しい遊びではありません。どうか理不尽ないじめが根絶しますように。
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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