たった一言に涙がにじんだ、イヤイヤ期の息子に振り回される母に共感

たった一言に涙がにじんだ、イヤイヤ期の息子に振り回される母に共感

育児は思うようにならないことの連続。特に2~3歳ごろのイヤイヤ期と呼ばれる時期に手を焼いた経験がある方はいるでしょう。成長の過程とはいえ「イヤイヤ状態」のわが子と向きあうのは骨が折れますよね。今回ご紹介するお話は、そんなイヤイヤ期の息子・そっちゃんに手を焼く森野kuma(@kuma.no.ouchi)さんのエッセー作品『イヤイヤ激闘記』。疲れ果てたママにかけられたある言葉に、読者まで胸が熱くなります。

ⓒkuma.no.ouchi

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イヤイヤ期の娘の対応に、疲労がたまる日々

森野kuma(@kuma.no.ouchi)さんの息子・そっちゃんは3歳。魔のイヤイヤ期に突入しました。この日も朝からイヤイヤ!が大爆発している様子です。

着替えも歯磨きも何をしようにもイヤイヤ状態。そういう時期だから仕方がない、と必死にイライラを押さえる森野kumaさん。しかし毎日そっちゃんのイヤイヤに付き合ううちに、少しずつ疲労がたまっていきます。

「行き場のない気持ちはどうしたらいい?」母親の葛藤

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買い物すらも難しいこの時期。カートに乗ってくれず、言うことも聞いてくれない。そんなことは日常茶飯事ではないでしょうか。

筆者も娘がイヤイヤ期だった当時を思い出しました。スーパーのように人がいるところでは迷惑をかけたくないと必死でした。カートを見せれば「乗りたくない」と駄々をこねられるかも。あるいはカートを押したいとだだをこねられるかも。あらゆる事態を想定すると、日常の買い物ですら気合いが必要だったと思います。

子どもによってイヤイヤ期の様子は違い、親によっても捉え方が違うでしょう。筆者の場合、娘のイヤイヤ期当時はイライラしっぱなしで、つい声を荒らげてしまうこともありました。そして、育児書を見るたびに自分の行動が間違っていると自覚し落ち込んでしまったものです。

何が正解か分からず、周りの目も気になるイヤイヤ期。「気持ちの行き場がない」ということが一番苦しかったのだと、作品を読んで改めて思い出しました。

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