NICUで1人しゃべり続ける男性、その理由を知って心が温まる話

NICUで1人しゃべり続ける男性、その理由を知って心が温まる話

出産後の赤ちゃんに治療や観察が必要なときに入院するNICU。病院によってはNICUの設置がなく、赤ちゃんが別の病院のNICUに転院して入院することがあります。今回は、産後間もないふくふく*白血病ママ(@fukufuku_diary)さんがNICUで出会ったあるパパに関するエピソード。読むと心がほっこりする漫画『NICUで見かけたとあるパパの話』をご紹介します。

©fukufuku_diary

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NICUで出会ったとある父親

NICUはさまざまな理由から、生まれてすぐに入院となった赤ちゃんがいるところ。2人の子どもを育てているふくふく*白血病ママ(@fukufuku_diary)さんの息子も当時、NICUに入院していました。ふくふく*白血病ママさんはそこで生まれたばかりの息子のお世話をしたり見つめたり、幸せな時間を過ごしていたそう。

そんなある日、隣の保育器の前に、赤ちゃんの父親がやってきます。赤ちゃんへ話しかける父親は、なんと1時間半の間ずっとしゃべりっぱなし。ほかに面会に来ている人はおらず、話し相手は生まれたてのわが子です。

いったいなぜ、1時間半もの長い時間、話しかけ続けているのでしょうか。

動画を撮り、赤ちゃんの実況をしている理由

©fukufuku_diary

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ふくふく*白血病ママ(@fukufuku_diary)さんの言うように、1時間半もの間、ずっとわが子に語りかけることができることはすごいことだと思います。少なくとも、筆者は赤ちゃんに対して1時間半語り続けた経験はありません。

その後、ママは別の病院で入院中ということが判明。不安なママにわが子ががんばる様子をポジティブに伝え続けるため、パパは1時間半もの間しゃべり続け、わが子のがんばりを実況していたのです。

きっとママはこの動画を待ちわびていることでしょう。わが子と離れている間、唯一この動画だけが様子を知らせてくれる存在。パパは一生懸命、ママのために録画を続けたのですね。そんな事情があると知り、ますますパパの思いやりに心が温まりました。

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