飲むだけじゃない!余っている梅酒を料理でおいしく活用するアイデア8選

飲むだけじゃない!余っている梅酒を料理でおいしく活用するアイデア8選

梅が旬を迎える時期に楽しむ「梅仕事」。今年も梅酒を仕込んだけれど、昨年までの梅酒が実はまだ結構残っているという方も多いのでは?それならば料理に活用するのがおすすめ!梅酒には食欲増進効果があり、甘みと酸味のある味わいはさまざまな料理のアクセントになってくれますよ。おつまみからメインまで、梅酒の料理活用術をご紹介します。

梅酒を使って何つくろう?

チャーシュー

豚かたまり肉を梅酒に漬け込んでから焼くと、やさしい味わいのチャーシューに仕上がります。

@yaoya_03さんは、1年前に漬けた梅酒と醤油に豚バラブロックを一晩漬け込んでからオーブンへ。こんがり焼けたら厚くスライスして、中華前菜風に盛り付ければ絶品おつまみの完成です。

合わせるお酒はもちろん、1年ものの梅酒ソーダ割り。これはもう、合わないわけがありませんよね!

ポークジンジャー

厚めにスライスした豚肉をタレに漬け込んで焼く「ポークジンジャー」。タレに梅酒を使うと、豚肉が梅の酸で柔らかくなり、糖分でしっとりと仕上がります。

@yaoya_03さんは、豚肉に梅酒と醤油1:1に生姜をすりおろして味付け。さらに、お好みで砂糖やみりんで調節すると良いそう。

焼き色がつくまで焼いて香ばしさをプラスすれば、思わずごはんが止まらなくなってしまうこと請け合いです。

豚バラとジャガイモの煮物

梅酒は煮物にも大活躍! 甘さとコクがありながらも、さっぱりとしたおいしさが楽しめます。

料理家・玉田悦子さん(@tamada_etsuko)の「豚バラとジャガイモの煮物」は、甘酒、醤油、梅酒の3つで味付け。梅酒の酸味がとても良いアクセントになるそう。

柔らかそうな豚肉とほっくりしたジャガイモが、なんとも食欲をそそりますね!

鶏の梅酒煮

鶏肉は梅酒で煮ると柔らかく仕上がり、梅風味の味付けともよく合います。

千葉県市川市で料理教室 「a table (ア ターブル)」 を主宰する藤倉淳子さん(@atable_junko)は、鶏もも肉を焼いて旨みを閉じ込めてから、梅酒や梅の実と一緒に煮込んでいます。

鶏肉はこんがり焼くことで、香ばしさが加わって風味アップ! おかずとしてはもちろん、おつまみとしても重宝してくれそうです。

材料(2人分)

・鶏もも肉……1枚
・梅酒の実……2個

【A】
・梅酒、水……各50ml
・醤油、みりん……各大さじ1

作り方

1. 塩胡椒した鶏肉を味しみしやすいようにフォークで何箇所か刺す。フライパンを熱し、皮目からこんがりと焼く。

2. 裏返してさっと焼き、Aと梅の実を加えて煮る。鶏肉を食べやすく切って盛る。

レシピ出典:Instagram(@atable_junko)

チキンソテー

鶏肉をカリッとジューシーに焼き上げたチキンソテーは、シンプルがゆえに、下味やソースを変えることでさまざまなアレンジが楽しめますよね。

料理研究家のkeiさん(@bokunobangohan)は、梅酒と醤油、そして梅の実も加えてチキンソテーに。梅酒の酸味と甘味が、鶏肉の旨みを引き出し、爽やかな味わいに。

鶏肉を食べた後に梅を食べれば口の中がさっぱりして、いくらでも食べられてしまいそうです。

魚介の梅酒蒸し

季節の手仕事を楽しまれている@mi_tu_nさんは、梅仕事を終えると、今度は梅酒を料理に使うのだとか。

この日は、広島でとれた鯛の切り身と大野のあさりを使って梅酒蒸しに。自家製梅酒で蒸すと、ひと味違ったコクが生まれるそう。

味付けはナンプラーに、お庭のレモングラスや唐辛子などを使ってタイ風に仕上げています。エスニックの香りが食欲をそそる、暑い季節にぴったりの一品です。

何にでも使える!梅酒でスイートチリソース

福井県若狭町に自社梅園をもつクラフト梅酒メーカー「エコファームみかた」。

若狭の地で生産された「紅映梅(べにさしうめ)」100%を使い、自社工場で無添加(酸味料・香料・着色料)の本格梅酒づくりをしています。

今回は、そんな梅酒を使ったスイートチリソースをご紹介。さまざまな料理に使える甘酸っぱいソースで、蒸し鶏やから揚げ、生春巻きなどによく合います。

レシピでは、甘さ控えめの「微糖梅酒 BENICHU20°」を使用しているので、自家製梅酒やお好みの梅酒を使う際は、甘さを調整してみてくださいね。

材料(4人分)

・梅酒(微糖梅酒 BENICHU20°)……大さじ2
・豆板醤……小さじ1/2弱
・塩……小さじ1/4
・オリゴ糖(なければ砂糖)……大さじ2

作り方

1. 梅酒(微糖梅酒 BENICHU20°)を鍋に入れて火にかけ軽く沸騰させアルコールをとばし火からおろす。

2. 残りの材料を入れよく混ぜる。

レシピ出典:Instagram(@wackasa_umeshu)

梅酒のポークビンダルー

ポークビンダルーは、西インド・ゴア地方の代表的な料理。豚肉を使用し、白ワインビネガーなどの酸味とスパイスの辛味がマッチした“すっぱ辛い”カレーです。

趣味でスパイスカレーを作っているという@curry_tsujiorさんは、白ワインビネガーの代わりに梅酒を使って。

梅酒の甘酸っぱい味わいがまさにぴったりで、お酢の酸味とは違ったおいしさが楽しめたよう。

ワインビネガーの代わりに梅酒を使うとアイデア、真似したいですね!

梅の実もおいしく食べよう!

梅酒を手作りしたら、取り出した梅の実もおいしく食べたいところ。

料理に加えるほか、ジャムやドレッシングにしたり、ドライフルーツの代わりお菓子に入れたりしてもいいですね。

梅酒も梅の実もさまざまな使い方ができるので、いつもの料理に気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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おうちごはん
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食卓アレンジメディア「おうちごはん」は、おうちでごはんを楽しむ方に向けて毎日の食卓が楽しくなるようなアイデアや情報を発信しています。 いつもの「いただきます」を楽しく、ちょっとの工夫でおいしい食卓を。 生活の中にある笑顔を増やし、食卓シーンを彩り豊かにしていきたいと思っています。
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