障害のある息子を漫画に描く。母の決意を応援したくなる『雨の日の次の日』

障害のある息子を漫画に描く。母の決意を応援したくなる『雨の日の次の日』

子どものころからの夢だった「漫画家」を、一度は諦める決意をしたNEGI(@negiii51)さん。NEGIさんは現在、自閉スペクトラム症のある息子の母として日々を過ごしています。今回のお話は、そんなNEGIさんが息子たつきくんの副籍交流でのできごとを描いたエッセー作品。「息子のことを漫画にする」という自治体職員の提案に対し驚きながらも、息子を描くことを決めたNEGIさんの思いが描かれています。『雨の日の次の日』をダイジェストで紹介します。

副籍交流で得たものは大きかった

©negiii51

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副籍交流の序盤、大きな声・音にびくっとするたつきくん。苦手な状況に「15分間の交流中、耐えられるのか」と不安になるNEGIさん。しかし、小学生には事前にたつきくんの特性が知らされていて、このあと小学生たちは静かになりました。

落ち着きのないたつきくんの言動におびえる児童たちもいる中でしたが、ついにNEGIさんの漫画を公開するときが訪れます。

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NEGIさんが心をこめて描いた漫画は、子どもたちから大反響。漫画が描けるというNEGIさんの特技が、たつきくんについて地域の子どもが理解を深めるためにとても役立ったのです。

交流後に駆け寄ってきた児童が発した「私、知ってたよ」という言葉。地域でたつきくんを見かけ、気にとめていた子がいたことにNEGIさんは気づき、心があたたまります。子どもたちの等身大の反応がNEGIさんにとってうれしいもので、たつきくんを地域で育てていく上での助けになったようです。

母として息子が地域で生活していくために努力する姿を応援したくなる漫画『雨の日の次の日』。気になる方はぜひ本編も読んでみてくださいね。

記事作成: アステル

(配信元: ママリ

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