コロナ過の妊娠、うれしくなかった。一人の女性が描いた本当の気持ち

コロナ過の妊娠、うれしくなかった。一人の女性が描いた本当の気持ち

コロナ禍でできることが限られてしまい、やりたいことややるべきことを諦めた人もいるかもしれません。不妊治療を休んだ矢先、コロナ禍に妊娠が判明したおおがきなこ(@yurui_kinako_san)さんは、ずっと赤ちゃんが欲しかった半面、突然の妊娠に大きく動揺していました。漫画『コロナ禍妊娠日記』をダイジェストで紹介します。

©yurui_kinako_san

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妊娠がわかり最初に出た言葉は「どうしよう」

いろいろなニュースや不安ごとに疲れてしまい、不妊治療やめ、子どもがいない生活を選んだおおがきなこさん夫婦。コロナ禍のステイホーム中に、夫と2人でゆっくり過ごすうち、「このままふたりでのんびり生きよう」と思った矢先、なんと妊娠がわかりました。

あんなに望んでいたことなのに、そのとき最初に出た言葉は「どうしよう」という言葉。

もはや子どもはいないほうが楽しいとまで思えていたのに「今さら母になるなんて…」と不安にさいなまれるきなこさん。

夫が帰ってくるまでの30分間、自分と対話しているうち「妊娠を喜んでいない自分」を否定せず、少しずつ受け入れていきました。

夫にどう伝えるか迷っていると返ってきたのは意外な反応

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夫への妊娠の伝え方を悩み、頭の中で何度もリハーサルをしたきなこさん。あれだけ待ち望んでいた妊娠にも関わらず「赤ちゃん」という言葉すら言いにくいと感じていました。

頭の中の自分に従い、帰ってきた夫に「妊娠した」と伝えると、夫は驚いた表情をしながらも「やったじゃん」とひとこと。

それを見て、きなこさんも「演技しなくていいんだ」と、まるで黒い空気が抜けていくように肩の力が抜ける気がしたといいます。

妊娠をしたら大喜びをする、笑顔で赤ちゃんを待ちわびる。そんな自分を演じなくても、自分なりの受け止め方で妊娠と向き合っていけばよいのだと思えたことで、気持ちが晴れたのかもしれません。

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