【部屋のホコリをなくす方法】場所別でしっかり対策!
続いて、場所別の掃除方法を解説します。
照明
高所にある照明を掃除する場合、必ず高さに合わせた台や脚立を使いましょう。
取り外せるタイプの傘なら、平らな床でお掃除できて安心・安全ですね。
ドライシートや軍手の活用で、細かな形状に合わせてホコリを拭き取れます。
キッチン近くの照明の傘には、水分や油分も多く含まれています。
油分が取りきれずベタつくときは、浴室に作業場所を移し、中性洗剤+スポンジで優しく擦ってみてください。
キッチン用アルコールでの拭き掃除も簡単ですよ。
吹き抜けや天井・階段の踊り場など、高くて脚立を設置できない場所の掃除には、高所用モップを使うとよいでしょう。
家具周り
収納家具と壁の隙間や天板・ソファの隙間は、ホコリが溜まる定番の場所。
空気の流れも少なく、湿気もまた溜まりやすくなっています。
上から下へを意識し、掃除していきましょう。
仕上げは「水拭き」からの「乾拭き」です。
水気が合わない素材の場合は、家具の取り扱い説明書で掃除方法を確認してください。
布張りソファなどは、こまめにホコリを取り除けるように、カーペットクリーナーをそばに置いておくとよいでしょう。
電化製品
静電気により、ホコリを吸着してしまう電化製品は、ハンディモップが大活躍です。
ドライシートや使わなくなったストッキングでも簡単に除去できます。
極力水気を避けたい箇所ですが、モップで取りきれない固くなったホコリは、固くしぼった雑巾を使ってみてくださいね。
もちろん仕上げは乾拭きです。
床
床掃除はなるべく最後にするとよいでしょう。
まずは、排気でホコリが舞わないよう方向に気を付けつつ、最初にサッと掃除機をかけてください。
クッションフロアや木・タイル素材の床の場合、
・床用ワイパー+ドライシート
・雑巾
・マイクロファイバークロス(またはほうき)
などを使います。
ザラザラした素材の床は、ドライシートや雑巾の使用でさらに繊維が付着する可能性もあります。
気になる場合は、初めからマイクロファイバークロスを固しぼりしたもので拭き掃除してみてください。
ほうき使用の際は、ホコリの舞い上がりがないよう動作を小さめにして、丁寧に掃いていきましょう。
基本的には、「乾拭き→水拭き→再度乾拭き」の順番です。
床の汚れや黒ずみが気になる場合は、水拭きの前に、雑巾に中性洗剤を薄めた水を含ませ固しぼりしてから拭いてみてください。ベタつきや黒ずみが解消されますよ。
カーペットやマットは、繊維の奥にホコリが溜まっています。
力任せに掃除機をかけてしまうと、繊維が切れて、さらにホコリが増えることも。
ゆっくり丁寧に、素材に合わせてパワーを変えて、掃除機がけをしていきましょう。
溜まりにくくするのが最も有効な「部屋のホコリをなくす方法」!
普段のちょっとした心がけや準備で、ホコリの発生を防ぐことができます。
①空気清浄機の活用
これは、お掃除の現場で体験したことです。
空気清浄機数台を常時ONにしているお住まいでは、綿状のホコリを見ることはありませんでした。
室内の空気が、常に循環しているためです。
筆者も、自宅キッチンの換気扇は24時間つけっぱなしです。
スペースの問題で空気清浄機を置けないお部屋では、毎日換気をするだけでかなり違います。
その際、床用ワイパーでささっと壁や床のホコリを集めたあとに窓を開けると、ホコリの舞い上がりが少なくて済みます。
ホコリ掃除の最大の味方、空気清浄機。
フィルターは1ヶ月に1度程度はお掃除するようにしましょう。
②インテリア雑貨は扉がある収納へ
ぬいぐるみやキャラクターグッズに写真立てなどの雑貨は、できるだけガラス扉がある収納家具におさめましょう。
むき身のまま置いてあると、その分ホコリが溜まりやすくなります。
扉付き家具がない場合は、透明のプラケースに入れ、サッとホコリ取りできる状態にするのがベターです。
③電化製品のそばには小さめモップを置く
お掃除道具をわざわざ収納から出すのは、意外に面倒なもの。
テレビや洗濯機などの大型家電のそばには、それぞれ小さめのモップの置き場所を作ってみましょう。
何かを待つ間、何かをするついでの、「ついで掃除」がきっと捗りますよ。
ケーブルやコード回りに溜まるホコリも、段違いに減っていくことでしょう。
④雑誌類・布物家具は減らしてみる
雑誌類をはじめ、カーペットやマットなどの布もの家具は、なるべく減らすようにしてみましょう。
読まない雑誌や新聞はホコリの元。こまめに処分しましょう。
季節家電は出しっぱなしにせず、シーズンが過ぎたらきちんと掃除して収納に入れてください。
カーペットやマットなど布もの家具は、本当に必要な場所のみ設置するようにしましょう。
「モノを減らす」ことは、非常に有効なホコリ対策の1つです。
配信: トクバイニュース